2008年5月 8日

ローマ ナダル敗退後のインタビュー

May 7, 2008 Rafael Nadal ROME, ITALY ASAP sport

J. FERRERO/R. Nadal 7-5, 6-1


Q:最初に足に問題を感じ始めたのはいつ?
N:日曜日の夜。翌朝、ここに来るために6時に起きて、床に足を着けようとしたら、着けなかった。それでトレーナーを部屋に呼んで、空港に行けるよう何かつけてもらった。そうやって来たんだ。

Q:コートで走ってる時、痛みがあったんですね?
N:試合の準備ができなかったんだ。フアン・カルロスはすごくタフな相手だし。特にマスターズシリーズでは、100%じゃなかったら試合には勝てないよ。特にこの大会ではね。どの試合もすごくタフだし、フアン・カルロスはすごくいい選手だ。彼にお祝いを言うよ。今日は僕は最高のテニスができなかった。本当のところ、コートではあまり気分がよくなかったんだ。力を入れて足を地面に着けられなかった。ボールを深く入れられないから、毎回すごく短くなった。足に力が入らないから。ここの、足の後ろのところが痛むんだ。だから厳しかったよ。でもとにかく、自分の態度には満足してる。コートに出て、最善を尽くそうとしたんだから。

Q:試合に出るのを躊躇した?
N:そうだね、今朝起きた時、試合は無理だと言ったんだ。それからここに来て、準備のための練習をした。昨日と一昨日と同じように医師に診てもらって、特別な保護材をつけてもらった。すごく大きいやつ。何かクリームを、麻酔クリーム(anesthetic cream)とかそんなやつをつけてもらったんだ。痛みを感じないようにね。

とにかく、タフだったよ。足をこういう風につけないんだ。怖くて、ずっとこんな風にしてた。ありえないスケジュールだよ。先週バルセロナで、みんなにスケジュールとかをどう思うか聞かれて、僕は4週間連続でいいプレーをするなんて不可能だって言った。でもみんな、そうだね、でももう2週間すごくいいプレーをしてるじゃないかって言う。僕は、そう、だけど2、3日うちに分かるよ、どうして不可能なのか。残念だけどねって言ったんだ。ついに不可能だって分かったよね?フアン・カルロスにお祝いを言うよ。これは彼にとっては大事な勝利だからね。彼もオリンピックに行こうとしてるから、彼には重要なポイントなんだ。彼のために喜んでるよ。いい人だし、すごくいい選手だからね。それだけだ。僕は家で休んで、それから最高の気分でハンブルグに入れるよう努力するよ。

Q:ATPのエチエンヌがここに来てますね。スケジュールについて、バルセロナで言ったのと同じことを彼に言うつもりはある?もう言ったのは知ってるけど、何かを変えるチャンスがあると思う?それとも何も変わらないと思う?
N:あの人に言うことは何もないよ。これ以上ね。

Q:彼を信用してない?
N:戦おうとしても、さらに時間を費やすだけで、何も得られない。本当にばかばかしいよ。バカみたいだった。去年僕は、どうして彼がこういうことをするのか理解しようとして、本当にたくさんの時間をムダにした。彼を理解するなんて不可能だよ。とにかく今はそういう話をする時じゃない。負けたんだから。僕が負けると、みんな言い訳だって思うんだ。だからモンテカルロとバルセロナで、勝ってる時に話したんだよ。負けた時にそういうことを言うのは好きじゃない。

Q:ケガでハンブルグへの参加は危ういということ?
N:そうじゃないといいと思うよ。クレーで2つのマスターズシリーズをベストの状態で戦えなかったら終わりだ。違う?だからそうじゃないことを祈るよ。

Q:どこで負けてもうれしくないと思いますが、ローマは他の場所よりうれしくないんじゃないですか?それともどこも同じ?
N:もちろん僕にとってここはすごく大事な大会だ。ここで負けるのは、本当に辛い。いつも観客がすごく応援してくれるからね。本当にありがとうって言うしかない。たぶん、2005年と2006年は観客の応援のおかげで勝てたんだ。だから、辛いよ。また来られてよかったけど、最高の準備なしに来たことがすごく残念だ。本当だよ。結局、これ以上はできなかったんだ。最善を尽くしてこうなった。最初の2日間、最高のモチベーションで準備しようとしたけど、初日は20分、翌日は1時間で、動きもなし、ポイント・プレーもなし、何もなしだった。
こんな風で大会に備えるのは難しいよ。そうだろ?

Q:こんなに勝ち続けてきて、今日負けたことで特に何か感じることはあった?
N:感じてることは・・・僕の方があなたたちよりよく分かってるんだ、クレーでもどんなサーフェイスでも、たくさんの試合に勝つのがどんなに大変かってことはね。だから、この時が来るのは覚悟してた。コートに出たらもう、どんなことでも起こりうる、いつでも負ける可能性はあるって分かってるんだ。今は確かにがっかりしてるよ。僕にとってすごく大切な大会だし、ランキングを上げるチャンス、ポイントを維持してレースで上に留まるチャンスだったんだから。100%じゃなかったこと、勝てなかったことが残念だ。厳しいよ。


なんか涙が・・・(泣)

ホントだったらこんな風に負けずにすんだんじゃないかと思って・・・

でもこれで少し休めるし、かえってよかったねと言えるクレーシーズンになって欲しいです。ケガの具合が心配だけど、大したことないことを祈ります。

コメント

  • 早速翻訳ありがとうございました。
    また事後承諾で申し訳ないのですが(笑)、今度の初戦敗退、怪我に関して心配しているファンも多いと思うので、またまたmixiにリンク貼り付けさせていただきました(^^;)
    怪我がどういう状態か説明されているし、彼の人格がよく出ていますので。

    ATPの改善に関して、彼が投げやりになってしまわないよう、及ばずながら我々ファンもできる限りのことをしたいですね。そして、彼やテニスを愛している人がたくさんいて、何とか力になりたいと思っているということを彼に知ってもらい、励みにしてほしいです。

  • はじめまして、おジャマさせて頂きますm(_ _)m
    インタビュー訳読ませて頂きました。ラファのATPに対する絶望感が伝わってきて、何かとても悲しくて切なくなります(涙)
    いまは休んで傷を癒して、また元気なラファを見たいですね!

    私がおジャマさせて頂いてるブログさんでも嘆願書の話が出て、もちろん署名してきました。一人でも多く集まるといいですね!

    実は以前から読ませてもらってました(素通りしてスミマセン^^;)こちらにいらっしゃるみなさん楽しくて好きです^^
    また、遊びに来てもいいですか?っというか来まっス!!!

  • 嘆願書に引き続き、お邪魔しています。
    前回は、お気に入りにセーブするのを忘れちゃったので、
    今日はまず、セーブさせていただきました。

    ちょっとずれてしまいますが、何年か前にNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)の選手たちがサラリー・キャップの問題で選手会と経営者側が折り合わず、1年間全く試合がなかった・・・ということがありました。

    ATPの問題は、選手生命にもかかわることでサラリーキャップの問題よりもシリアスだと思いますし、このまま改善されなければ、選手たちはNHLのロックアウトのような手段をとらなければならなくなるのではないかと心配です。
    選手たちがそこまで思いつめる前に、ATPが真剣に取り合ってくれることを願います。

  • ローマに入る前から足に痛みがあったんだ…。
    去年と同じスケジュールだからって100%優勝できるわけではないけれど、本人もファンも「こんな過密スケジュールじゃなかったら…」って思いを抱くのはイイものではありませんよね。

    >かえってよかったねと言えるクレーシーズンになって欲しいです。
    本当にそれを願うばかりです。
    RGでラファの最高の笑顔が見られますように。


    なぎさん>1年間全く試合がなかった・・・ということがありました。
    そんなことは絶対してほしくないけど、頭のカタいATPのトップたちはこれぐらいやらないと真剣に取り合ってくれないかも。。

  • ■いっこさん
    どぞどぞ。リンク大歓迎です。

    >何とか力になりたいと思っているということを彼に知ってもらい、励みにしてほしいです。
    ホントです。ひとりじゃないよ!って言ってあげたい。
    ナダルもせっかくサイト持ってるんだから、シャラポンみたいに「ファンのみんなはどう思う?」とか書けばいいのにね~。援護のコメント殺到ですよ。

    ■decoさん
    はじめまして。いつも来てくださってありがとうございます。
    読み逃げ歓迎ですが、コメントも大歓迎です。ドンドン遊びに来てくださいませ(^^)

    >私がおジャマさせて頂いてるブログさんでも嘆願書の話が出て
    おぉあちこちでやってるんですね!燃え広がって署名がたくさん集まるといいなあ。

    ■なぎさん
    下のエントリーでは、はじめましても言わずすいません(^_^;)
    ようこそ。お気に入りに入れてくださってありがとうございます!

    >1年間全く試合がなかった
    怖いですね。1年も試合が見られなくなったら・・・。でも手段としては有効かも・・・
    トップ選手がUSオープンをボイコットすれば、かなり圧力かけられるかもしれません。ATP、早くなんとかして~!

    ■みつかさん
    >こんな過密スケジュールじゃなかったら…
    どうしても思っちゃいますね。でも、ナダルが実力で負けたわけじゃないから!と思える分、気は楽かも・・・(と自分を慰めてみる)。

    まだクレー半分だから、ここで一息ついて後半がんばって欲しいです。
    ケガが心配ですね。マメだけならいいんだけど。

コメントする

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://motg.heteml.jp/tennis/mt/mt-tb.cgi/783