2007年3月30日

Miami フェデラー敗退後のインタビュー

フェデラーのマイアミ4回戦敗退後のインタビューです。やはり連続して2回、しかも同じ相手に敗れたのは痛かったみたいですね・・・動画も見ましたが、思わず「ロジャー元気出して~」と言いたくなってしまいました。

日にちを勘違いしてASAPsportsなかなか出ない・・・と思ってたら昨日もう出てたんですね。
すでに岩佐さんがまとめてくれてましたが(1264「He did it,again!!」07/03/29)、他にもいろいろ言ってたので、抜粋で。


March 27, 2007
Roger Federer
KEY BISCAYNE, FLORIDA


Q:試合について、どう思いましたか?最終セットでブレイクし、2ブレイクのポイントまで握りましたが。今の心境は?
F:こういうこともあるんだ。そうとしか言えない。第1セットでブレイクバックしてからは、試合のほとんどを完全にコントロールしてた。
自分のプレーのレベルにとても満足してたよ。とてもいい試合だと思ったんだ。だからもちろん負けて本当にがっかりしてる。

Q:ご存知ないかもしれませんが、ポイントではあなたは111、カニャスは108で実際には勝っているんですが。
F:残念だけど、今はそれは問題じゃないよ。

Q:アンフォースト・エラーが54です。それでもいい試合だったと思いますか?
F:そう。だって統計の人たちは何がアンフォースト・エラーか全然分かってないんだ。僕はチェックしてたんだよ。彼らは信じられないほどアンフォースト・エラーを取るけど、フォースト・エラーなんだ。(実際は)半分ぐらいしかないよ。

Q:彼のゲームの何がそんなに難しいの?
F:彼はすごいファイターだ。多くのボールを素早く返して来るしミスもあまりしない。それにボールをとてもうまく動かすんだ。
彼のバックハンドもサーブもとてもよくなってる。2年前はあれほどよくなかったから、ゲームがとても締まってきたね。僕と対戦した二度ともいいプレーをしたと思うし、残念ながら僕は彼を退けることができなかった。

Q:2週間前の敗北のことをどれぐらい考えた?
F:実のところ、あんまり。これは新しい試合だと思ったんだ。あの時はマメのこととかあったし・・・でもあそこでも多分第1セットを取れたし、取るべきだったと思う。結局第2セットでは自分のリズムを掴むことができなかった。
この試合はまったく別物になると分かってた。そういう感じがしたんだ。僕は先週とか2週間前よりずっといいプレーをしてたし、それははっきりしてた。本当に、今夜は僕が勝つと思ってたんだ。絶対に負けちゃいけない試合のひとつだった。

Q:以前マイアミの雰囲気が好きだと言ってましたね。南米のファンが大騒ぎするから。今日はどうでしたか?雰囲気を楽しめましたか?
F:彼らがスイス人たちにブーイングしない限りはね(笑)。あまり面白いものじゃないよ、実際。

Q:テクニックを向上させる方法はありますか?それともあなたのゲームには全部揃っていて、その日特定の選手に対して使えるかどうかの問題ですか?(Is there any way that you can up the technique, or do you have everything down in your game, it's just a matter of executing it on the day against that particular guy?質問と答えが合わない・・・質問が読めてないかも)
F:まず第1セットは落としちゃいけなかった。あれで僕は壁際に追い詰められて、もうひとつもミスはできなくなった。それが第3セットでまたミスをして、2ブレイクにするべきだったのに、簡単に取られて彼に巻き返させてしまった。
もちろん接戦だったよ。でもそもそも第3セットで4-オールにしちゃ絶対にいけなかった。でも彼は食い下がっていいプレーをして、さっき言ったみたいに、最後にはことの成り行きはあまりうれしくないものになった。
勝てたのに、そうしなかった。がっかりしてるよ。

Q:他のトップ選手に比べて、彼はあなたに威嚇されないと感じましたか?
F:いや。つまり、誰でも僕に100%で立ち向かうし、自分のチャンスを信じてる。他の選手と対戦する時より、僕と対戦する時の方がいいプレーをすると感じる時もあるよ。失うものが少ないからね。
そう・・・インディアンウェルズでは自分で自分を打ちのめしてしまった。ここでは運がなかった。ある程度はね。でも彼は今回もいいプレーをしたよ。

Q:(聞き取り不能:クレーシーズンについて聞いたようす)
F:うん、初めてじゃないよ。クレーコートシーズンまでにはよくなると思う。楽しみにしてるんだ。僕にとっては巨大なゴールだからね。全豪オープン以降、全仏でいいプレーができるようにすべて計画されてるんだ。
あちこちで負けることは予想しておかなくちゃね。この2年インディアンウェルズとマイアミを連続で優勝したんだ。
こんなことはキャリアの終わりまで起こらないと分かってた。だからいいんだ。もちろんここで負けたのはがっかりしてるよ。先週は肉体的に何かおかしかったし。遠くから来たのにすごく残念だけど、こういうこともある。クレーまでにはよくなるよ。それは確かだ。

Q:全仏のことを考えると、この2つの大会は、相手やそのレベルは別として、勝たなくても最も惜しくない大会だった?
F:分からなかった、ごめんなさい。

Q:この2つの大会に勝たないことは(受け入れるのが)簡単だった?全仏に、クレーコートシーズンに入るし、これはハードコートだから。
F:僕にとって簡単か難しいか?

Q:あなたにとって簡単かどうか。
F:勝つことが?

Q:いいえ、負けを受け入れることがどちらかというと簡単かどうか。
F:分からないな。どうしちゃったんだろう。ごめんなさい。

Q:あなたは普通、どこへ行っても観客のお気に入りですね。どう感じましたか?観客があなたに敵対することは珍しいですか?
F:いや、しょっちゅうあるよ。南米にはマスターズシリーズがないから、みんなここをそうだと考えてるのかも。
だから、彼らが自分たちの選手を応援するのは普通だよ。多くの南米の人たちがわざわざここまで来て、僕たち選手のためにいい雰囲気を作ってくれるんだ。さっきも言ったけど、僕のスイス国旗にブーイングしたりしなきゃね。それ以外はオーケーだよ。彼らはきちんと振舞ってる。
別の所で、デビスカップで地元の選手とやった時はもっとずっとひどかった。だからここはプレーするのにいい雰囲気だったよ。

Q:今日ネットでは非常に成功してましたね。振り返ってみて、もっとネットに出られたと思う?
F:そうだね、できたと思うよ。もう少しサーブ・アンド・ボレーができたのは間違いないね。うん、ネットではいいプレーができたと思う。この1年ずっとボレーはいいんだ。全豪オープンでもよかったし。間違いなくいいサインだよ。特にクレー・コート・シーズンに入るから、これがあるのはいいよ。もっとこれを使えるといいんだけど、コートが遅くて彼らが全部のボールに追いついてしまう。彼らは2回でパスするんだ。まず下の方(?down below)に打って、それからパスするんだよ、いつも。
それでネットに出るのが大変なんだ。だから、少し速めのコートでならうまくいくだろうね。

Q:あなたがトップの地位を固めている時にギレルモがツアーから離れていたことが、彼を助けたと思いますか?
F:いや、これはさっき答えた質問に似てるね。僕は過去に彼を破ったこともあるし彼に負けたこともある。僕がすでに彼より優位に立ってる時にね。彼はひたすらタフなプレーをするんだ。ここアメリカで2回彼を倒すべきだったのに、僕はそうしなかった。

Q:あなたの今日のブレイクポイントのコンバージョンはたった25%です。4/16しか取れてませんね。
F:そう、明らかに、それが最後には僕の息の根を止めた。2ブレイクアップにするべきだったんだ。そうすれば、その後はいつもの通りだっただろう。彼は2、3のポイントでいいプレーをしたけど、僕が0-30で状況を自分で台無しにしたんだと思う。ブレイクポイントだけじゃなくてね。今日の試合では、大事なポイントが僕の思うようにはいかなかった。でもこういうこともあるんだ。

Q:クレー・シーズンに入るにあたって、準備計画はどうなっていますか?つまり、どの大会に出る予定ですか?
F:そうだね・・・ここでまた休みを取るつもりだよ。だってその後は・・・きついスケジュールになるからね。モンテ・カルロ、ローマ、ハンブルク、全仏オープン、ハレ、ウィンブルドン。全部ヨーロッパの大きな大会だ。ハードになるよ。
だからここで、この後休みが必要なんだ。それから練習を始めて、早めにモナコに行く。いいプレーができるといいと思うよ。

2007年3月13日

IW 2回戦敗退後のフェデラーのインタビュー

インディアンウェルズ、2回戦敗退後のフェデラーのインタビューです。
足はなんともなかったようで、とりあえず安心しました。あと、意外とさっぱりしていて、そういう意味でもほっとした感じ。


March 11, 2007
Roger Federer
INDIAN WELLS, CALIFORNIA

Q:敗退はどれほどの痛手ですか?
F:普通の敗退と同じぐらいだよ。ツアーで100回は経験した。だから、これはテニスでは普通のことだと思うよ。僕に問題はなかった。彼がすごくいいプレーをしたんだ。僕はチャンスを逃し、後でその代償を払うんだ。
彼はすごくいいプレーをしたと思うし、僕のプレーがひどかったとは全然思わない。だからいいんだ。

Q:足首に悩まされた?
F:いや、問題ないよ。
Q:全然ですか?ではなぜタイムアウトを?
F:テープを外さなきゃならなかっただけなんだ。どっちの足も(聴き取り不能)ことがあるから、そうしなきゃならないんだ。

Q:母趾にマメはない?
F:ああ、ちょっとだけね。

Q:両足首にテーピングしていますが、毎試合そうですか?
F:そうだよ。特別なことじゃない。足首から趾までテーピングするんだ。多くの選手がそうしてる。だから、変なことじゃないよ。唯一の問題は、前の方と足のところのテープが動いてしまって、思ったようにくっついてない時があるんだ。だから、外したんだよ。それと親指に問題があったからね。でもひどいものじゃないから大丈夫。

Q:記録を追いかけたり、そのことでマスコミから質問されたりしなくてすんで、プレッシャーがなくなるのはいいものでもありますか?
F:いや、僕はむしろそれと向き合いたいんだ。正直なところ。みんなプレッシャーと思ってるけど、それは全然プレッシャーじゃないよ。だって僕は一試合一試合それを引き受けてるんだから。みんなあと一回勝てば記録を破れると思ってるけど、僕が心配してるのはラッキールーザーとの初戦に勝つことなんだ。ほら、それがどんなに大変なことか分かったでしょう。
それに今日は最初から骨が折れた。僕は苦しんでたし、大変な試合だった。初戦はいつでも難しいけど、僕は信じられないほど勝って来た。1回戦負けしないで、多分、2年以上やってきたんだ。だから、それについてはすごく満足してるよ。遅かれ早かれこういうことは起こるんだ。だからそれでいいんだよ。問題じゃない。

Q:あなたのように負け慣れてないと、いつ警鐘が鳴り始めるんですか?いつでも復帰できると感じていますか?それとも奇妙な場所にいる気分ですか?
F:勝った試合でも、試合中何度も、試合をひっくり返せないんじゃないかと怖くなるよ。互角の時でさえ、相手が自分よりいいプレーをしていて、ここから抜け出すのに奇跡みたいなものが必要だと感じたりする。そして今日も同じだった。もちろん、1セット1ブレイク落としてれば、盛り返すことなんて出来るのかと考え始める。自分自身を疑いながら、とにかくやってみる。でも今日は、何かの理由で僕が盛り返せない日だったんだ。

Q:彼が今日やったことで、特に驚いたことがあった?
F:いや、彼とはここで2、3年前に対戦したことがあったから、どうなるかはちゃんと分かってたよ。彼が復帰してから会ったことはなかったけど、彼が全く同じようにプレーするのを見てすぐに、ベースラインからいいリズムを掴むことができた。今日は本当に、大きなチャンスを全部逃したように感じるよ。盛り返すチャンス、プレッシャーをかけるチャンス。セットポイントを握った時、あのフォアハンドを決めるべきだった。そうすれば事態は違っただろうね。でも誰にも分からない。ただ僕の思うようにいかなかったみたいだ。
それに彼は本当に、すごく安定したプレーをしてた。ミスもせず、するべき時にいいリターン、いいサーブをした。だからタフだったよ。

Q:第1セットを落として、第2セットでは空気が抜けたように、どうしていいか分からないように見えましたが。
F:うん、言ったように、第2セットは全然入り込めなかった。最初はよかったんだけど、その後は・・・つまり、僕はタイムアウトを取るのがいやだったんだ。ただそうするのが嫌いなんだよ。トレーナーが来るまでが永遠のように感じるんだ。第2セットに入るころには、もうすべてが死んでしまったように感じて、そのうえ1セットダウンで、既に簡単な事態じゃなかった。なんとか戻ろうしたけど、そうはならなかった。
そのあと、もう一度タイムアウトを取らなくちゃならなかった。邪魔が多すぎたんだ。つまり、勝ってるときは問題ないけど、負けてるときは、なんというか・・・本当にリズムが乱れるんだ。
その後はプレーしやすくなったけど・・・日陰になって、あまり風もなくてプレーするのにはよかったけど、でも、うん、言ったように、今日はただうまくいかなかったんだよ。

Q:キャリアのどの時点でいわゆる「短期記憶」を身に着けたんですか?この試合の後、何事もなかったようにダブルスのコートに出て行きましたが。
F:好きなパートナーと組んでいい人たちと顔を合わせて、いい試合をしたかったんだ。特にシングルスで負けた後は、それを追い払いたかった。長い間そんなことはなかったからね。ダブルスのコートに入って行く時、みんなからスタンディング・オベーションをもらったんだ。すごくよかったよ。みんな僕がダブルスに姿を見せないと思ったのかな。
ロブレドも同じ問題を抱えてた。彼も負けてダブルスをプレーした。これはキャリアの始めのころ、僕が何度も向き合わなきゃならなかったことだ。でも、コートを去る時大きな声援をもらって、それからダブルスのコートに入る時またもらえるのはいいね。
だから、いい気分だよ。ダブルスに勝ったあと、シングルスで負けたインタビューをする。気分が変わっていいよ。

Q:なぜこの大会でダブルスをやることにしたんですか?
F:ここではこの2、3年やってるよ。シングルスは毎日プレーしないし、新しいルールや友達や、プレーする理由はたくさんある。 もう先週ドバイでダブルスをやったから、ここでも1回戦勝てた。こういうのも時々はクールだね。

Q:第2セットでは「もう少し前に出るべきじゃないか」と考えているようでしたが、彼があなたを後方に押し下げていた?
F:いや、彼はボールを生かし続けて僕を振り回したんだ。それに、そう、僕はなんとかして中に入ろうとした。1セットと1ブレイク負けてたら、間違いなく何か違うやり方ができないか考え始めるよ。
そう、僕はするべき時にするべきサーブをしなかった。フォアハンドは望んだようにはうまく決まらなかった。でも、彼はよく掻き回したよ。彼をおおいに褒めなくちゃね。僕は、そう、第2セットでは全然うまくやれなかった。

Q:リズムについてもっと話してもらえますか?ショットの感覚の問題?それともエネルギー?試合にとってどれぐらい重要なものですか?
F今日の試合のこと?それとも・・・

Q:一般的にです。試合のリズムは不可欠な要素ですか?
F:どれぐらい重要か?

Q:そうです。
F:そうだね、つまり・・・僕は何度も盛り返してるけど、盛り返すときは、いつもそれが普通に思えるんだ。盛り返さない時は、なんというか・・・問題がある。つまり、いつもみたいじゃないんだ。相手は、そうするべき時に、僕を完全にやっつけてしまう。彼は最後には完璧な試合をして、もう僕にチャンスをくれなかった。いいサーブをして、ミスもしてくれないし、最後には僕は、盛り返すにはあまりにみすぼらしいプレーをしていた。だから、今日勝つべき人間が勝ったんだ。単にそれが事実で、もちろん、とても重要なことだ。でも、僕はこの10年で50%以上の試合に勝ってきたけどね。
いい気分ではないよ。それが相手がしようとしてることで、実は、こっちのリズムを崩そうとしてるんだ。サントロなんかはその達人だから、いつもちょっとぎこちない気分でプレーすることになる。いつでもそうなるんだ。

Qフォアハンド側で30のアンフォーストエラーがあったのを憶えてますか?問題があったということですが、2セットで30のアンフォースト・エラーです。
F:しょっちゅうあるよ。特に、統計を取ってる人たちの中には、どこでアンフォースト・エラーを取ってるのかと思う人たちもいるんだ。ある大会では、たとえばオーストラリアとかでは5セットで10、別の大会になると60とかね。そういう人たちが理解できないよ。絶対に同じ人たちが統計を取ってないと思う。これは確かだよ。この大会では、多分ちょっと厳しいね。

Q:このような敗退が結果的に休養につながって、クレーシーズンに押し出してくれる?
F:そうだね、僕はとてもポジティブに考える人間だし、このシーズンの最後には僕にとってよかったということになると思うんだ。とてもリラックスしたシーズン開幕を過ごせたし。全豪オープンとドバイでプレーしただけで、休む時間も十分あったしね。だから、シーズン最後まで絶対疲れ果てたりしないと思う。これはいいことだね。

それにこの1年半を考えると、僕はずっとすべての決勝に出てきた。シンシナティとここと、他にもあったかもしれないけど、それ以外ではいつも決勝にいたんだ。ずっと一息つきたくてたまらなくて、それに練習とかいろいろ、試合とか。僕はいつも限界を引き伸ばし続けてたんだ。
だから、こういうのも実は僕にとっていいことかもしれない。ただすべてから逃れて、また休む時間を取って、マイアミの前にハードに練習するんだ。あっちでは早いラウンドを勝てるといいんだけど。

Q:ロッカールームではみんなあなたに何て言いました?
F:いや、僕が入って行っても、みんなあまり僕を見ないんだよね。(笑)

2007年2月26日

161週1位おめでとう

フェデラー、ついに今日で161週連続1位の新記録達成ですね。
おめでとう。なんだか、いつものように淡々と、しかも驚くべき記録を塗り替えていくあなたは何者?
とはいえやはりさすがのフェデラーもこの記録には喜びを大いに表しているようです。

スイスの郵便局では記念切手が4月10日に発売されるらしい。
欲しい~

Philashop(スイス郵便局?)英語版サイト

モノにより、海外へも発送してくれるみたいですね・・・
すぐ売り切れるのかなあ・・・


公式サイトにファンへのメッセージが出てましたので、一応訳を・・・
英語の苦手な方はどうぞ。


ATP - 161 WEEKS: COMPETING WITH HISTORY
rogerfederer.com
26.Feb,2007


「ファンのみんなへ

2004年2月2日からATPランキングの世界No.1を維持してきて、今日で連続161週になった。新記録だよ! こんな記録を達成しようと目標をたてたことなんてなかった。僕の目標は2004年、世界ランキングで先頭に立った時に達成したんだ。その瞬間、なんだか解放されたような気分だったのを覚えてる。そうしたら突然、ずっとうまくプレーできるようになって、もっと自信がついたんだ。こういった変化のすべてが、僕をこんなに長くトップにいさせてくれた。だから、ジミー・コナーズが30年保持してきた記録を僕が今日破ったなんて、僕にはむしろ驚きなんだ。

161週は長い時間で、今後この記録を持っていられるなんてすばらしい気分だよ。想像できると思うけど、こんなに遠くまで来るのには、多くのものが必要だった。まず、僕のテニスへの愛について触れたい。僕はこの上品で、大変な才能が必要なスポーツを愛している。この数年間に戦った、ひとつひとつの試合すべてに、大いなる献身と熱意を注いできた。また、多くのハードワーク、ポジティブな態度、それにこんなにすばらしいチームに支えられる幸運も必要だ。もちろん、経験と健康も重要な要素だよ。体からの合図に従って計画をたてるのはすごく重要なんだ。どれぐらいの強度でエクササイズできるか、回復にどれぐらいの時間が必要か、いくつの、どの大会でプレーするべきか・・・?
それと、最後になったけど大事なこと、ファンのみんなについて言いたい。みんなは僕のキャリアでも、僕の人生全般でも重要な役割を担ってくれてる。みんながいなかったら、僕は多分こんなにたくさんの試合に勝つことはできなかったと思う。すべてのサポートに、本当に感謝してるよ!

今日、僕が対戦相手だけじゃなくて、歴史と競うことができたことを大いに誇りに思う。そして、もっと多くの忘れがたい瞬間をみんなと味わえることを楽しみにしてるよ。

Yours, Roger」

2007年2月24日

マッケンロー、フェデラーを語る

Stop liking Federer so much: Mac
Mark Hodgkinson
February 24, 2007

ジョン・マッケンローがフェデラーについて語ってます。
舌禍の多い方だと聞いていますが、フェデラーについてはさすがに攻める所も多くなさそうな雰囲気。来週でコナーズの記録を破って161週の連続No.1最長記録を打ち立てることが決まっているフェデラーですが、他の選手たちはなんとかしないと、あと161週記録を伸ばしちゃうよ、と言っています。


「思うけど、今の選手たちはフェデラーを尊敬しすぎだよ。彼は品のある男で、それが問題なんだろうね。何か間違ったことを見つけるのが難しいんだ。ロッカールームにフェデラーを嫌いな奴がいるとは思えない。僕やコナーズや、他の過去のNo.1は、そんな風に言われることはないだろうと思うよ」

「フェデラーは本当にコートに出るのが好きなんだ。テニスを楽しんでるし、人にも時間を割く。すべてが彼に有利に働いてる。でもコナーズや僕だったら、何とかして彼を好きにならない方法を見つけるだろうね」

「フェデラーはすごく冷静に見えるけど、僕たち(マッケンローとコナーズ)には彼を揺るがし得るようなキャラクターがある。僕たちなら、彼をいらいらさせようとしたり、勝ちたいってことを彼に示すだろう。それが僕たちのやり方なんだ。彼に骨を折らせ、激しい争いをするだろうね」

「コナーズが成功したやり方は、彼の母親のグロリアが彼に言ったように、世界を敵に回すってことだ。それが彼の態度だった。彼は信じられないぐらいうまくやったよ。フェデラーはもっとずっとしつけがいいね。落ち着いた家庭があって・・・彼の態度は典型的なスイス人だね。ものごとをありのままに受け止めてるみたいだ。でもアメリカ人はそうじゃない」

「フェデラーの中には僕やみんながあまり気づかないものがある。それは勝つことへの欲だ」

「突然、彼は自分自身を本当に信じるようになって、今では自分こそ最高の選手みたいに歩き回ってる。彼はそれに値するよ。彼は『うん、僕は本当にすごいよね』なんて言って、その言い方がなんだかおかしいね」

ボルグとのこと:
「ボルグについて、好きじゃないことが山ほどあったわけじゃない。僕がボルグと対戦する時、彼には信じられないようなオーラがあった。でも、僕たちはまったく違ってたから、お互いの最高の部分を引き出せたんだと思う。だから、相手を憎んだり嫌ったりするところまで行く必要がなかった。ボルグとは何の問題もなかったよ。ただ本当にすごい試合を何回かやったってことなんだ」

史上最高のプレイヤーについて:
「基本的に、この3人だ。レイバー、サンプラス、そしてフェデラー。順番は、好きなようにつければいい。フェデラーはもう大体そこまで行ってるよ。でももし彼が全仏を取れば、僕は彼を1番に据えるだろうね。彼にとっては、全仏を取る方が、サンプラスの記録の14スラムを破ることより重要だと思うよ」

自分が若い選手だったらフェデラーとどう戦う?
「彼に対して成功を収めるのに必要なタイプのゲームを僕は持ってたと思うよ。攻撃をしかけて、彼にプレッシャーをかける必要があるんだ。それと、彼をいらだたせようとするだろうね。でも悲しいことに、フェデラーに対してはうまくやれなかっただろうな。彼は本当に信じられない選手だからね」


他の選手は、フェデラーに対して意地悪になったり乱暴になったりできないのなら、せめて最後までファイトして勝利への意志を見せるべきだ!と言うことです。

プロの選手といえども、やはり嫌いな相手より好きな相手と戦うのは難しいものがあるのかも・・・
普通の世界では、なんとか周りとうまくやろうとして苦労してるのに、勝負の世界は逆みたい。なんだか妙ですね。

 1  |  2  |  3  | All pages