クイーンズ優勝後のナダルのインタビュー。
なんかナダルのインタビュー久しぶり。
初めての芝のタイトル、約30年ぶり(?35年ぶり?)のスペイン人の芝での優勝おめでとう。ジョコも言ってたけど、「全仏優勝して、翌週芝で優勝した選手なんているのかな?」
すごく嬉しそうで、自信にあふれたインタビューでした。ウィンブルドンもがんばれ。
原文: Interview with Rafael Nadal 12.June,2008 ASAP sport
Q:パリの後、もし誰かが「君はトロフィーを持ってあそこに座ってるだろう」と言ったら、あなたは何て言ってたと思う?
N:そうだね、ほとんどありえないよ。不可能ではないけど、すごく難しいことだ。ここの大会は本当にタフだった。世界で最高の選手たちだからね。ハレに行く人たちもいるけど、ここもドローがすごく厳しい。タイトルを取ってここにいるなんて、大会前には想像できなかったよ。
最終的には、いいプレーができた1週間だった。大会の人たちも僕にいつもすごくよくしてくれる。設備もいいし。疲れてここに来て、精神的に100%でいるのが厳しい時もある。でもみんながすごく親切にしてくれるから、すごく助けられるんだ。
Q:芝でとても快適そうでしたね。快適と感じる?よく動けて、よくボールを打ててる?
N:もちろん、すごくいいプレーができた。カルロビッチやロディック、特に今日ジョコビッチを倒すのは、いいプレーができなきゃ無理だよ。
でも芝は変な感じがする。Sometimes is coming, is going sometimes(?不明・・・)ずっと集中し続けなくちゃならない。サービスゲームを一度落とせば、後がすごく大変になるからね。
Q:ウィンブルドンに行くにあたって、今年の見通しは去年の今ごろと比べてどう違うと感じる?
N:あまり違わない。同じだよ。もちろん努力するけど、大事なのはここでタイトルを取ったことだ。後になって、これがもっと自信をくれるかもしれない。でも、自信はあるんだ。ローランギャロスでも、自分に十分な自信を与えてきた。
だから、自信は問題じゃないんだ。少しは増すかもしれないけどね。でもこの1、2年、ここではQFで、ウィンブルドンに行ってすごくいいプレーができた。今年は優勝したけど、ウィンブルドンでどうなるかは分からない。
僕はいいプレーをしてると思うよ。もしこの調子で続けられれば、あっちでもいい結果を残すチャンスはあると思う。
Q:去年に比べて、最も大きな進歩を遂げたのはサーブ?
N:芝のサーフェイスのために、いくつか改善したことがある。サーブはすごく重要だ。でも、僕はスライスをもっと使って、時々ポイントのやり方を変えるようにしてる。これは大事なことなんだ。違うリズムでプレーできるから。相手にとっては、その方が難しい。特に・・・たとえばロジャーとやると、ロジャーはひとつスライスを打って、それからトップスピンのフォアハンドを打つ。ポイントの中で大きな変化があるんだ。特に芝ではすごくきついよ。
あと、ボレーの感触もいいよ。ネットに出て、いくつかいいボレーができた。こういうものを改善するために何年も懸命に取り組んできた。それで今、少し進歩したと感じるよ。
でもこのポジションに居続けたかったら、いつでも進歩し続けないとね。
Q:あなたは多くの人たちにクレイコート・キングと思われてますが、こうやって歴代の偉大なグラスコート・プレイヤーたちに並んでトロフィーに名前が刻まれました。これはあなたにとってどういう意味を持つ?
N:もちろん、僕にとってここで勝ったってことは、全部のサーフェイスで勝ったってことだ。今まで(芝で)勝ったことがなかったからね。これで全部のサーフェイスのタイトルが取れた。つまり先週より完璧な選手になったってことだよね。(smiling)
冗談だよ。そうは思ってない。
とにかく、ここ数年ここでタイトルは取れなくても、僕はいいプレーをしてた。ここで優勝すること、これほど名のある大会で優勝することは・・・ロンドンの伝統あるクイーンズの大会、往年の世界最高の選手たちが戦った大会で勝てて、他の(歴代の)選手たちに近づけたことはすばらしいよ。本当にすばらしい。
Q:この後、何日かの計画は?
N:明日の朝ゴルフをやる。午後はまだわからない。家で何日か過ごすよ。
Q:ただリラックスする?
N:うん、家では練習したくない。もう十分だよ。どう思う?(smiling)
Q:いつ戻ってくるの?
N:まだ決めてない。水曜か木曜。その時によるよ。本当のところ、まだ決めてないんだ。
Q:おじさんは家で座って何を思ってると思う?あなたがグラス・コートの大会で優勝したって知って。
N:彼は特別な人なんだ。いろんなことを考えてる。僕には分からないよ。でも絶対喜んでるね。ロディックに勝ったこと、ジョコビッチに勝ったこと。大きな相手、大きな選手だ。昨日は僕が勝って彼はすごく喜んでた。試合の後、本当にいいプレーをしたって言ってくれたよ。
彼とはまだ話してないから、彼の意見は分からない。でも絶対喜んでると思う。今日はクイーンズで僕の最高の試合をしたと思うから。
Q:ここまでテニスをやってきて、精神的に、または肉体的に疲れてない?2、3日のうちに疲れが出ると思う?
N:疲れてるよ、少しね。でも2、3日で準備ができると思う。そうでなくても、大したことじゃない。だってウィンブルドンはすごく大事な大会だから、モチベーションは100%だよ。精神的に疲れてたって問題じゃない。肉体的なことはもう少し重要だけどね。でも肉体的には大丈夫だと思うよ。
Q:手の具合はどう?
N:手?全然、何でもないよ。ここはローランギャロスでちょっとマメができたんだ。今はずっといいんだけど、テープをまいてる。いつもそうするんだ。
Q:ウィンブルドンでジョコビッチはあなたの強敵ですね。今日の差は何だったと思いますか?
N:ウィンブルドンの強敵は1回戦の相手だよ。ジョコビッチは決勝か準決勝でしか当たらない。どうだろう、差はすごく小さいよね。ほんの2つか3つのポイントだ。世界で最高の選手と戦う時は、2つか3つのポイントが試合を決めるんだ。
Q:ハレにいる誰かも、あなたの今日の結果に気づいたかな?
N:そう、絶対だよ。僕たちはすごくいい関係なんだ。きっと彼も喜んでくれると思う。僕も彼のことがうれしいよ。
Q:これで、ウィンブルドンで優勝できると確信した?
N:誰でも可能性がある。僕にも絶対あるよ。2回決勝を戦ったんだ。できないなんてことある?できるさ。
でもウィンブルドンで優勝するには、やることがたくさんあるね。落ち着いて、謙虚に、リラックスしていくだけだ。今はとても簡単だよ。みんなが、来週のウィンブルドンの優勝候補の一人だって言うけど、誰が優勝候補かは2週目の日曜に分かるよ。
Q:ウィンブルドンを見て育った?その頃、いつか優勝することを夢見た?
N:子供の頃の目標はウィンブルドンに出ることだった。ただそこでプレーすること。もちろんウィンブルドンは見てたよ。ウィンブルドンはいつも、僕にとってすごく特別だった。あそこで2回決勝に出たなんて夢みたいだよ。もちろん、あそこのタイトルを取ることはいつでも僕の夢だ。