2008年3月21日

ナダルのインタビュー@IWツォンガ戦後

ツォンガ戦後のナダルのインタビューです。
もうブレイク戦終わっちゃいましたが、勝ってお祝いムードが続いててよかったです。負けてたら勝ったあとのインタビュー読んでも悲しいですから・・・

この前ナダル英語上手になったよねと言ったけど、やっぱり分からなかった・・・(汗)


March 19, 2008 Interview with Rafael Nadal  ASAP Sports

INDIAN WELLS, CALIFORNIA

4R Nadal d Tsonga 7-6 6-7 7-5

Q:試合の間、メルボルンのことをいろいろ考えた?
N:いや、100%それはないよ。どの試合も違う試合だし、普通の試合だ。メルボルンでは、彼は信じられないようなレベルのプレーをした。僕のプレーは最高じゃなかった。それは確かだよ。
でもボールもコートもここはちょっと違うんだ。ボールはすごくトップスピンがかかる。オーストラリアよりもずっとね。だからそれにちょっと助けられてるんだ。
あとは、そうだな、今日は僕はオーストラリアよりいいプレーをした。でもコンディションがここの方が僕にはいいってことだと思うよ。

Q:第3セット5-2から後のことを話してくれる?
N:分らない。僕はいつも、どのポイントでもファイトしようとしてる。もちろん、少し運もあったよね。だって第3セット5-2で負けてたら、特にツォンガみたいなビッグ・サーバー相手には普通6-3で負けるよ。

でも、そうだな、5-3の最初のポイントがタフで、すごく長かった。最後には僕がこのポイントを取って、それが自信をくれたんだ。とにかく、こういう勝利が僕にはすごく重要だった。勝利は(いつも)重要だけど、こういう勝利はいつでも特別だし自信をくれる。これからもっとよくなると思うよ。

Q:時によってよく守り、アグレッシブに攻撃に出て、また守って、また攻撃。メンタル的にどのように感じてましたか?また、この試合に対するあなたのアプローチはどんなものでしたか?
N:ツォンガはタフだ。彼のサーブがよければ、僕がアグレッシブにプレーするのはすごく難しい。彼のセカンド・サーブもタフだよ。バウンドがすごく変で、攻撃するのが難しいんだ。
だからチャンスがあれば、まずフォアハンドで彼のバックハンドを狙うようにした。
でも彼にチャンスが来たときは、彼には信じられないフォアハンドがあるからね。だから僕はあまり(So I think I didn't play-フォアハンド側には打たないようにしたということ?)・・・いい試合をしたと思うよ。気持のいい試合だった。あまりミスをしなかったから。
フォアハンドのミスをいくつかしたことが、ここ何週間かいい結果を残せなかった理由かもしれない。でもボールの感触はいいよ。

Q:オーストラリアでの試合を振り返って、この試合に臨む時、彼とのスコアを五分五分にするチャンスだと思った?この試合はすごく重要だと考えた?
N:いつの?今日の?

Q:今日の。
N:自分を倒した選手を倒すのはいつだって重要だよ。特に全豪の準決勝はいつでもタフだから。
でも今日のはリベンジじゃない。特別な試合じゃないよ。でも本当のところ、この試合に勝つことは僕にとって重要だった。 彼は今年のライバルのひとりになるね。トップのポジションに入ろうとしてる。だから勝ちたかったんだ。こういう試合はいつでもすごく重要だから。

Q:ナーバスになった?
N:いや、特別なことはなかったよ。

Q:オーストラリアでは試合に入り込めませんでしたね。今日は踏みとどまって彼を押しているようでしたが。
N:すごく違ったよね。ここはコンディションが違うし、今の方が僕はいいプレーをしてると思う。あとは、あっちでは試合の始めが僕にとってすごく悪かった。最初のゲームでブレイクされて、彼のサーブはすごくよかった。第1セットで彼は信じられないようなテニスをして、その後は僕にとってすごくタフになった。

ここでは彼は始めにブレイクされて、それから次のゲームで僕をブレイクして、僕も僕をブレイクした。自分でブレイクしちゃったんだ(笑)。簡単なフォアハンドをふたつアウトにした。
とにかく、試合の始まりが全然違ってた。最初のゲームが試合全体を変えることもあるんだと思うよ。

Q:第3セットの終わりのメンタルな駆け引きについて話してもらえますか?彼はもちろん全豪決勝に残った才能のある選手ですが、あなたはグランドスラムを3つ、多くのタイトルを取っています。結局あなたの方が彼よりメンタル的に強かったように見えました。
N:ひとつの試合でそういうことを言うのは難しいよ。実際、僕の方がトップにいる期間が長いからね。3年いて今日みたいな試合にたくさん勝ってる。
大事な試合、ローマでの2度の決勝とか、たくさんの試合にね。ウィンブルドンのユーズニー戦、今年のチェンナイでのモヤ戦も今日みたいな試合だった。
だから、大事なのはずっと踏みとどまって、勝利を信じること。とにかく、第3セット5-2で負けてたら、すべてのポイントに集中すること。普通なら負けるけど、粘っていればチャンスが1度はまわってくるよ。

Q:オーストラリアであなたは、ツォンガがこのレベルを維持できるかどうか見てみようと言いましたね。今は、彼はトップ10プレイヤーになると思う?
N:もちろん。こんな風にプレーできれば、間違いなく上海のマスターズカップに行くチャンスがあると思うよ。今彼はたくさんのポイントを持ってるからね。オーストラリアで700、ここで75だもの。
だから普通に1年続けられればマスターズに入るだろうね。シーズン第1週で700ポイントは多いよ。

Q:トップ2とか3とかにはなれると思う?ロジャーやノバクのレベルに。
N:誰が?

Q:ジョーが。
N:ツォンガ?

Q:そうです。
N:みんなと同じことしか知らないんだ。分らないよ。あなたはどう思う?僕には分らない。事と次第によるよ。シーズン中に3試合か4試合(大事な試合が?)あって、それに勝てばトップになるチャンスはあると思う。
負ければ、今度は別の戦いをしなくちゃならない。グランドスラムやマスターズシリーズの準決勝、準々決勝まで来て、そういう試合に勝てばポイントが全然違うからね。
3回戦で負けるのとQFやSFに入るのとでは大違いだよ。だからいつもひとつかふたつの試合がランキングを変えるんだ。それ次第だと思う。僕の意見ではね。彼にはトップになるだけのとてもいいショットがあるよ。

Q:つまり、そのレベルに行くには、今日彼が負けたような試合に勝つ必要があるということ?
N:そうじゃない。そうは言ってないよ。1年の間にこういう試合に勝てばトップに行けるだろうって言ったんだ。負ければ、トップになるには問題が増える。僕も、ほかの選手も一緒だ。
彼と僕の間に違いはない。だから、僕もトップでいるためにはこういう試合に勝たなくちゃならないんだ。

Q:ツォンガはあなたがサーブに長い時間を取るので少し気持ちが乱れて、主審に文句を言ったそうです。文句を言うのが聞こえましたか?あなたがサーブに時間を取りすぎると相手の選手が文句を言うのに影響されたことはありますか?
N:相手選手にタイム・バイオレーションを取るように主審に言いに行くなんてあんまりいいことじゃないと思うよ。だって主審はそのためにいるんだから、そんなことする必要ないじゃない。

Q:試合の時、彼が文句を言うのが聞こえた?
N:いや、自分に集中してた。

Q:ブレークとガスケについて話してくれる?
N:ブレークには今まで勝ったことがない。だから彼と戦って勝とうとするのは僕にとってチャレンジなんだ。彼と当たることになれば、いい試合になると思う。
ガスケとは、もっと試合をしたことがあるし、もっと勝ってる。でもいつもタフな試合だ。ジェームズでもガスケでも、すごくタフなQFになるだろうね。すごくタフになると思う。

Q:2年前、ここでジェイムズと戦った時のことを覚えてる?
N:7-6 6-3とかそんな感じだった。

Q:そうですね。
N:そう、つまり僕にもチャンスはあったんだ。第2セットは6-3だったけど、スコアより接戦だった。一番最近彼と戦ったのは上海のマスターズカップで、僕は6-4で第1セットを落とし、それから4-0でリードした。
最終的には7-6 7-6で負けたよ。チャンスはあったのに、ものにできなかったんだ。

Q:ジェームズに対して、チャンスをものにするのが難しいのはなぜでしょう?他の選手に対してはできるのに。
N:ジェイムズはすごく攻撃的な選手だ。いつもアグレッシブにプレーするから、彼が100%のレベルにある時はすごく難しいんだ。

Q:昨日の試合後、ロジャーはフランスの選手はスペインの選手より多様性があって好きだと言ってました。フランスとスペインのスタイルの違いについて、それからロジャーのコメントについてどう思う?
N:僕だって6-1 6-1で勝てば相手の選手についてすごくいいことを言うよ。でも今日みたいな試合に勝った後は、違うんだ。気持が違うんだよ。
フランスのスタイル、スペインのスタイル、スイスのスタイルってことじゃないと思う。どの選手も違うスタイルを持ってる。それが僕の意見だよ。

Q:つまりスペインの選手の中にも多様性がある?ただベースラインで強いだけじゃなくて。
N:フェリシアーノはサーブ・アンド・ボレーをやるし、僕はベースラインでプレーする。ダビド・フェレールもベースライナーだけど、僕とははっきり違う。ベルダスコは信じられないフォアハンドがあるし、モヤはすごく攻撃的だ。すごくいいサーブ、すごくいいフォアハンド、それほどでもないバックハンドがある(笑)。
どの選手もスタイルが違うんだ。それが僕の意見だよ。


今日ナダルタイム・バイオレーション取られてましたね。コメンタリーの人が、「主審はちゃんと時間を計れと昨日言われたんじゃないか」みたいなことを言ってました。ツォンガに?大会に?
ツォンガ、全豪の時も主審に文句言ってて(たしかナダルがサーブでフェイントをかけてるとか・・・これはちょっとイチャモンぽいですが)かなり激昂型の人なのかも。そういうとこ、あんまりいい感じはしませんが、ナダルも試合中に警告受けるよりは、さっさとサーブするようにしてね。(でも昔にくらべればよくなったんだよね・・・がんばれ)

2008年3月17日

ナダルのインタビュー@IW初戦後

1回戦後のナダルのインタビュー。
内容は大したこと言ってないですが、楽しげに話してるしジョークが受けててうれしいので抜粋でちょっとだけ紹介です。


March 15, 2008 An interview with: RAFAEL NADAL
R. NADAL/S. Giraldo 6-3, 6-3

Q:次の試合についての考えは?フェリシアーノかドナルド・ヤングですが。
N:今スコアがどうなってるか分かる?

Q:私がここに入った時は5-5とかでしたよ。
N:そこ、そこにあるよ。教えてくれる?あなたの後ろにある。

Q:第1セットヤング、第2セット6-5でヤングのサーブ。つまり、6-5でドナルド・ヤングのサービング・フォー・ザ・マッチです。
N:ヤングのサービング・フォー・ザ・マッチ? オーケー、じゃあまだ分からないね。(笑)
ドナルド・ヤングのことは知らないんだ。キャリアで1回か2回試合を見たけど、よく知らない。
フェリシアーノのことは、もちろんよく知ってるよ。たとえば、今日も一緒に練習したし。まあ、どっちの選手でもタフになるだろうね。僕は自分に集中するよ。最高のプレーをするように努力する。それでドナルドが僕を倒したら、おめでとうを言うよ。
僕は自分のプレーに集中する。今日みたいに風がなければ、もっといいプレーをするようにね。

Q:フェリシアーノと戦うことになったら、その日の段取りは何か違うものになる?それでも一緒に練習する?それとも試合が終わるまでは離れてる?
N:フェリシアーノと戦うことになったら、まず明日のゴルフで勝つことから始めるよ。(笑)
これについては、そんなに問題はないよ。次の相手になる可能性があるって分かってたけど、今日は彼と練習した。
ドバイでは1回戦でコールシュライバーと対戦したんだけど、前の日に彼と練習したんだ。そういうのが好きじゃない選手もいるけど、僕たちはお互い・・・完璧にってわけじゃないけどよく知ってるし、試合の前に1回練習したからって何も変わらないよ。

Q:ゴルフとテニス、どっちがタフ?
N:比べるのは難しいな。いつも同じことを言うけど。メンタル的にはどっちもタフだよ。ゴルフはミスが全然できないからね。でもゴルフはいいショットを打てばバーディであがれる。
テニスではすごくいいショットを打ってもポイントを失うこともある。だから、ゴルフは自分との戦いだと思う。テニスも少しは自分との戦いだけど、主に相手との戦いだ。そういうわけで、比べるのは難しいんだ。僕はゴルフの方が好きだな。いつも自分次第だもの。

Q:右でプレーするの?
N:うん、右でやる。

Q:右利きの選手とプレーして育った左利きの選手は、右利きに対してはメンタル・プログラムを持っていますが、左利きの選手と対戦するのはタフだと前にレイバーが言っていました。これはあなたに当てはまる?
N:分からなかった。(スペイン語の通訳)ふう、もう一回言ってくれる?

Q:あなたは左利きですよね。
N:うん。

Q:あなたがテニスをやる時には
N:うん。

Q:主に右利きの選手とプレーして育ってきましたよね。
N:ああ、オーケー、分かった。

Q:でも今度はメンタル・アプローチを変えなくちゃならないわけです。多分左利きと対戦することになりますから(ヤングもフェリも左利き)。左利きの選手と戦う時、違う考え方をしなくちゃならない?これはロッド・レイバーの引用です。彼は、自分にとって最もハードな相手は左利きだと言ってたんです(笑)
N:うん、ちょっと戦略は変えるよ。普通のクロスコートのショットでは相手のバックハンドを狙えないから。左利きと対戦する時は、少し変えて、もっと相手のバックハンドにあれを・・・英語が分からない。そう、ダウンザラインに打たなくちゃならない。
でも他のことは、あまり違わないと思うよ。ほんと、何度も左利きとプレーしたり練習したりしてるから、問題じゃないと思う。

2008年1月24日

ナダルの敗者インタビュー@全豪08

たぶん敗者インタビューはWOWOWに出ないと思うので(出るかもしれないけど)、訳してみました。

原文(英語): Rafael Nadal interview 24.01.08
Nadal lost to Tsonga 2-6 3-6 2-6


Q:当然あまりうれしくないですよね。今夜、あなたのゲームに何があったんですか?
N:何も。

Q:何も?
N:何も起きてないよ。今日のことは受け入れなきゃ。彼が信じられないプレーをしたんだ。毎回ハードにボールを打って、信じられないサーブをした。ミスをすることもあったけど、バックハンドではミスはひとつもなかったよ。フォアハンドを打てば毎回ウィナーだし。だから彼におめでとうを言うよ。それだけだ。

Q:あなたはリズムに乗れないようでしたが。
N:いや、リズムには乗ってたよ。でも、本当のところ、この試合で僕にチャンスはなかった。僕はいいプレーをしてた。でも、いくら聞かれても、本当に、これが僕の今の感触なんだ。彼は僕よりいいプレーをした。僕はこれを受け入れなきゃならない。それだけだよ。改善を続けるよ。

でも、とにかく、このレベルで、今夜彼がプレーしたみたいにやられたら、止めるのは難しいね。

Q:あなたはフェデラーと14回対戦してますね。フェデラーがあなたに対して、今夜ジョー・ウィルフライがやった以上のプレーをしたことはある?
N:フェデラーはフェデラーだよ。彼はこのレベルか、もう少しいいプレーができるけど、今夜以上にやるのは本当に難しいだろうね。比べるのは難しいな。スタイルが違うから。でも、今夜のツォンガは信じられなかった。

いくつか信じられないボレーがあったよ。僕がいいパッシング・ショットを打つと、ドロップショット・ボレーだ。理解できないね。それ以上のことは何もない。この試合について多くを語るのは難しいよ。何もなかったと言うしかないから。彼は僕よりいいプレーをした。それが僕を倒した理由なんだ。

僕はベストのプレーをしようとした。少し遅くしてみたり、速くしてみたり、コートの中に入ったり、後ろに下がったり。チャンスはなかった。今日はだめだった。また次だね。

Q:ブレイクの時のボレーがターニング・ポイントだったと思う?
N:第3セットでは1-1より2-0の方がいいよね。本当に、彼は信じられないプレーをしたんだ。うん、もし僕があれをブレイクしてたら、彼はグランド・スラムの決勝に向けて、もう少しプレッシャーを感じたかもしれないね。

でも、このポイントは、彼がどうプレーしたかの説明にはならないね。僕はすごくいいポイントをプレーして、いいパッシングショットを打った。ドロップショットにも追いついた。すごくいいショットだったよ。でもタッチがすごく悪くて、ボールはラインにすごく近いところに落ちた。チャンスはなかったよ。

Q:つまり、運もあったってこと?いくつかのショットでは彼はラッキーだった?
N:やめてよ、そんなことは言ってない。僕は彼がすごく、すごくいいプレーをしたって言ったんだ。彼はラッキーなんかじゃない。運でマレーを倒したり、ガスケを倒したり、ユーズニーを倒したわけじゃない。運じゃないよ。

この大会ではすごくいいプレーがたくさんあった。この先ずっとかどうかは分からないけど、この大会については言うことはないよ。

Q:彼はロジャーを倒せると思う?もしロジャーが決勝に来たらだけど。
N:最初のグランド・スラムの決勝ではプレッシャーを感じると思うよ。ロジャーでもジョコビッチでも、彼が今日みたいなプレーをすれば、どちらに対してもチャンスはある。でも、決勝ではプレッシャーを感じると思うよ。

Q:今夜、準決勝で彼があまりプレッシャーを感じてなかったことに驚いた?
N:全然違うんだ。決勝でプレーして、すごく大きなタイトルを取るのはね。僕の意見では、まったく別物だよ。

Q:主審に何を言われたんですか?チェンジ・エンドのとき、何か言ってましたが。
N:何も。大したことじゃないよ。彼が言ったのは・・・(スペイン語で)
ベニト:彼がサーブでフェイントをかけてるのかどうか、というようなことだそうです。サーブでフェイントをかけて、それからサーブしていると。動きを途中で止めているとツォンガが言ったということです。まったくおかしなことですよ。意味が分からない。ツォンガが彼にそう言ったけれど、あまり取り合わなかったということです。

Q:今夜ジョーに当たるまでは、自分がこの大会で優勝するほどいいプレーをしてると感じていた?
N:うん、そう思うよ。すごくいいプレーをしてた。すごくよかった。でも今夜ツォンガを倒すほどじゃなかったね。

Q:数ヶ月前に全米オープンで彼と当たったとき、彼に今夜みたいなゲームができるって分かってた?
N:そうだな、考えなくちゃね。今彼ははキャリアで最高の状態だから難しいよ。プレッシャーはゼロだし、すべてが彼に有利に働いてる。

こんな風にプレーしてる時は、すべてのボールがライン上に行くし、すべてがインだ。これが彼の本当のレベルだとは思わない。もちろん、彼はこんなふうにプレーできるんだけど、毎週じゃない。そんなことは不可能だよ。違う?今彼は・・・今何位だっけ?

Q:38位です。
N:どう思う?このレベルで38位なんてありえないでしょう。

Q:これが彼のゲームの本当のレベルじゃないかもしれませんね。彼はすごく傷ついてますよ。
N:彼はよくなってるよ。すごくよくなってる。でも、本当のところ、こんなレベルで毎回プレーすることはできないと思うよ。信じられない走り、爆発的な肉体、何も言うことはないよ。今夜の彼のゲームには悪いところは何もなかった。何か見つけなくちゃね。寝ないで考えるよ。

2007年11月24日

ナダルEl Paisインタビュー(日本語訳)

週末出かけてて遅くなっちゃいましたが、ナダルのEl Pais紙インタビュー日本語訳やりました。
やってみたらけっこう意味が取りづらいところもあり、Google翻訳とつきあわせながらやったんですけど、ムリヤリなところもかなりありますのでご了承ください。m(__)m


I'm a better player, but I can't run
原文(スペイン語) "Soy mejor tenista, pero no puedo correr"
英訳(Men's Tennis Forum)


ラファエル・ナダルは旗忠スタジアムの通路を10メートルほどボールを蹴りながら走って行った。その後、ロッカールームに入るとロジャー・フェデラーとジャグリングを始めた。このスイスの選手がマスターズの準決勝で6-4 6-1でナダルを倒したばかりであることをうかがわせるものはない。人生で最高のシーズンを送ったと言うナダルは、足でボールを弄び始めた。「マラドーナよりうまいね!」とフェデラーがはやす。それから、世界No.2は彼のメルセデスの中国人運転手に迎えられ、当紙との会見に応えた。

Q:1年間、フィットネスの準備なしでのプレーとなりましたね。
N:言い訳みたいに聞こえるから言ったことはないんだ。ケガについて話すのは好きじゃない。フィットネスの準備は毎日してるけど、ランニングができない。これから、シーズン前にはやってみるつもりだけどね。2005年の足のケガ以来、前より注意深くなってランニングは避けてるんだ。試合をすることで調子を上げていかなくちゃならないんだけど、それは難しいよ。もともとの基盤になるものがないんだから。

Q:どうやってそれを埋め合わせているんですか?
N:泳いだり、プールの中で走ったり、ローイング、バイク、elliptical machine(不明)・・・でも経験から、ランニングと同じじゃないってことは分る。同じだけの自信をくれないんだ。厳しいよ。

Q:あなたを有名にした、走りながらのカウンターアタックをもうやらないのはそのせい?
N:全部、足を維持するためにあえてやってることだ。僕はいつも高い、長いボールを打ってた。それが僕の一番いいところだったんだ。でも無意識に、僕のゲームはこの小さな問題に適応してしまった。今はもうそんなに攻撃的にはやらない。あまり無理をしないようにステップが小さくなり、心理的に弱くなった。「このひどい状態は何なんだ!最高のテニスをしてるのに、2005年ぐらい体調がよかったら!」って、ひとりで言ってるよ。

Q:いつもNo.1になることを考えてプレーしてきたと思いますが、今はノヴァク・ジョコビッチがNo.2の座を脅かしていますね。
N:いつも、前よりも後ろが気になってたよ。フェデラーは常に遠くにいるからね。シーズンのある時期になったら、年末には僕がNo.1になるかもしれないって記事が出始めた。その年のランキングで僕が彼より上にいて、彼には守らなきゃならないポイントがたくさんあったから。カギになる試合はウィンブルドンの決勝だったね。

Q:決勝の後、ロッカールームで何があったんですか?噂を聞きましたが・・・
N:表彰式ではなんとか子供みたいなマネはしなくてすんだけど、ロッカールームについたら、僕は座り込んで・・・優勝を夢見てた大会の決勝で、No.1相手にたくさんのチャンスがあったのに負けた後なんだ。だから普通のことだと思うけど、僕は怒りと悲しみで泣き出した。今年泣いたのはこの試合だけだし、キャリアでも数回しかない。すごく接戦だったんだ。僕は20分か25分そこにいて、みんなが入って来たからバスタブの中に座った。みんな僕を励ましてくれた。僕はお礼を言って、ひとりにしてくれるよう頼んだんだ。みんなに泣いてるところを見られるのはいやだからね。

Q:おじさんでコーチのトニは、自分がコーチをするのをやめるべきじゃないかとまで言ったそうですね。
N:今年、シーズンの初めにうまくいってなかった時、彼はそう提案してきた。僕はノーと言ったよ。彼が問題なんじゃない。僕は別のコーチを必要とせずに、状況を変えるだけの勇気を持ってる。トニは僕のコーチだ。これからもね。

Q:何を学んだ?
N:もっと辛抱強くなること。もっと経験を積むこと。ものごとが思ったほどうまくいかないとき、これは大事なことだ。何かがうまくいかないと、僕は不安になる。でもそれは普通のことで、最終的にまたいいプレーができるようになるって分ってる。明日でなければ、2週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、でなきゃ5ヵ月後にはね。いったんトップフォームに入れば、No.2でいるには何か理由があるってことを自分自身に証明できる。トップから底辺に行くなんてことはないよ。今年はそれが一番重要なことだった。8ヶ月タイトルなしで僕は心配になってた。でもインディアン・ウェルズで優勝した時、僕は高いレベルでプレーし始めてた。突然カチッと音がして何かがうまくかみ合わさる。多くの場合、必要なのはこれなんだ。

Q:そうなるために、ゲームを変えた?
N:クレーでは、ずっと多くネットに出たし、少し自分のスタイルを変えたけど、いつでも高い緊張を保って戦うことをベースにしてた。今はもっと確実にネット・アンド・ボレーに行ける。サーブもよくなったよ。まだ少し加速が必要だけど、サーブが時速10から12km速いというのは自信になるよ。

Q:他の部分でももっと攻撃的になる必要がありますね。
N:よく忘れてしまうんだ。これは課題だよ。僕にとっては簡単なことじゃないからね。ひどいプレーをしてる、すごく防衛的なプレーをしてるってことが分かるまで、もっと攻撃的にやらなきゃってことに気づかないんだよ。

Q:ドーピングについて他の人より疑われることが多い?
N:他の人より追い回されてる感じはしないけど、打ちのめされてる感じはするね。バカバカしいと思うことがたくさんあるよ。フェレールとの試合が終わった後、おしっこが出なくて0時までそこにいなくちゃならなかったんだ。床でで食事したんだよ。

Q:ドーピングで陽性になると制裁期間が4年になりましたね。
N:フェナドールにヴィックス・ヴェポラッブ・・・これはドーピングなんだ。小さなミスがドーピングになるってことを意識しなくちゃならない。マルティナ・ヒンギスがコカインを摂取したかどうかは分からない。あれが彼女の役に立つと思う?僕の役にはたたないよ。それに、彼女のイメージも地に落ちた。僕はドラッグを軽蔑するけど、そうはできない場合もあるんだ。選手たちはもっと一緒になって助け合わなくちゃ。そうすれば僕たちは力を持って抵抗できる。団結が必要なんだ。12月はずっと旅をして回ってるから、毎日どこにいる予定か言わなくちゃならない。こんなのバカげてるよ。「犯罪者みたいに扱われるなんて、僕は何者だ?」ってひとりごとを言ってるんだ。

Q:なぜフェデラーはケガをしないように見えるんでしょうか?
N:彼の年間スケジュールとプレーの仕方だね。フェデラーには生まれつきの条件のよさがある。僕にもあるのは確かだけど、もっとハードワークを伴ったものだ。自分が他の選手よりもケガをしてるとは思わない。ごく小さな問題が巨大な問題に言い換えられてるように感じるよ。今年はマルセイユの大会しか欠場してないんだ。

Q:ローランギャロスの決勝ではケガをしていなかった?
N:ローランギャロスの間じゅう足がしびれてた。小さな疑いも頭に入れたくなかったから、病院に行きたくなかったんだ。深刻なものじゃないって分かってたしね。痛かったよ。決勝の後病院に行ったら、小さな打撲傷だった。

Q:2005年の足のケガには大きな影響を受けましたね。今年は1ヵ月半、膝のせいで休みましたが、同じような影響を受けましたか?
N:違ってたよ。出口が見えてたもの。何が起きてるのかは分かってた。USオープンだからプレーしたんだけど、精神的に勢いはなかったね。マヨルカで分析を受けたら、すべてがすごく悪かった。鉄分とか防衛(免疫?)機能とか・・・。ドクターに1週間休みを取るように言われて、イビサ島に行ったんだ。あれは人生でも最高の週だったよ。

Q:フェデラーがゴンザレスに負けた時、どう思った?
N:奇跡だって思った。

Q:クレーシーズンがすごく集中してるのは問題?
N:すごく不利だよね。勝たなきゃならないプレッシャーの中で、何千も試合をこなす2ヶ月をすごすんだ。フェデラーは違う。彼は何もしない週が何週間もある。僕はクレーのポイントがなければ上海に行けないだろう。クレー以外でもとてもいいシーズンだったけど、その間に(クレーの間に?)何かあれば、1年中悪かったと思う。

Q:圧倒される?
N:ハンブルグに着いた時は疲れ果ててた。頭が爆発してる時もあったよ。特にフェデラーと対戦した時はね。4週間か5週間、毎週決勝を闘ったんだ。プレッシャーを感じる、すごく厳しい試合だった。1日中同じことを考えてたよ。疲れてるときはそうなんだ。

Q:中国の観客はあなたの物静かな性格と攻撃的なイメージのギャップに驚いてましたね。
N:僕は他の20代と違うことはやってないよ。まだ子供なんだ。普通の人間だよ。

2007年11月20日

トニおじのインタビュー@上海前

HRKさんに紹介していただいたTennis.comのトニおじのインタビュー(上海前)。
moccaさんからリクエストいただいたので訳してみました。ラファのチームが今どう考えてるのか分って興味深かったです。よろしければどうぞ。

原文: Guiding Rafa: Toni Nadal interview


Q:マスターズカップに入るにあたり、ラファエルのレベルをどう評価しますか?
T:USオープン以来、彼は数試合しかこなしていなくて実戦不足だった。パリの週は、何試合か連続でプレーすることができた。ラファがシーズン最高の時期を過ごしているのではないことは確かだ。でも、上海はいい大会にできるといいと思っているよ。

Q:他の選手と比較して、ラファが肉体的に良好であることはどの程度重要ですか?
T:その考えは何度も聞いたよ。ラファのプレースタイルのせいで彼は他の選手より走らなくてはならないってね。それは間違いだ。私は彼が以前と同様の努力をしているとは思わない。彼は肉体的な問題を抱えていて、フィジカルな部分のワークができない。それが現在の問題だ。調子を上げるためには試合が必要なんだ。

マドリッドでは、彼はバグダティスを相手に普通の試合をした。マレーと対戦した時はよくなったが、ナルバンディアンの時は非常に悪かった。私たちは、どうなったとしてもそこに留まる予定にしていたので、そこでカニャスとフェリシアーノ・ロペスと練習試合をしたんだ。パリでの最初の試合では、よく動けていなかった。幸い次の何試合かではいいサインが出ていた。特にユーズニー戦ではね。

Q:膝の問題のことですね。思ったより心配な状態ですか?
T:心配だが、それは私たちが解決しなければならない問題だ。他の選手には彼らの問題がある。ラファはそれとつきあっていかなくてはならない。世界No.2なら悩みは少ないと思うよ。もしランキング40位なら、同じというわけにはいかなかっただろう。人生では、起きたことは受け止めなくちゃならないんだ。

Q:膝の状態は今はどうなんですか?
T:よくなってるよ。2005年の終わりに苦しんだ足のケガのために、去年中敷を変えたんだ。足はそれに適応しなくちゃならなかった。靴底の新しい部分を踏むので、その結果を膝に感じてたんだ。

Q;一番の気がかりは何ですか?No.1になること?それとも新進の選手たちを近寄らせないこと?
T:私はフェデラーのことはまったく心配していない。逆だと思うよ。ロジャーは私たちにやる気を出させてくれる。いつかNo.1になるのは私たちの大きな望みだ。だがそれは今の主な目標じゃない。上がってくる新人たち、彼らが私たちの大きな気がかりだ。ジョコビッチだけじゃない。もちろん彼はすばらしい選手だが。ナルバンディアンもそうだ。彼がその気になれば、世界No.1になれるだろう。マレー、ガスケ、ベルディヒ、フェレール・・・新しい世代が強くなってきていて、まばたきしている間に負けてしまう。

Q:No.1の座について、あなたの考え方は、フェデラーは年上だから、将来いつかラファにチャンスがあると・・・
T:いや、そんな風には思っていない。テニスは1分ごとに変わっている。今は私たちがNo.2だが、次にはデルポトロかもしれない。さっきは彼について触れなかったが、彼はすぐトップ・グループに入るだろうし、次のNo.2になることもありえる。ここではすべてが関係しているんだ。自分が今いるところを賞賛するべきだよ。フェデラーに並んで世界No.2で、上にはたった一人しかいないんだ。これは名誉だよ。

Q:八百長と、多くの選手がギャンブラーに言い寄られた経験を明かしていることについて、あなたの意見は?
T:ラファの対戦相手は誰も試合を捨てたりしたことはないし、ラファもそのような不正な誘いを受けたことはない。スペインの選手についても、見たり聞いたりしたことはない。テニスに何もおかしなことは見えないよ。この話題は少し誇張されているんじゃないかと思う。証拠が見つかれば、それをやっている人はこのスポーツに恩恵を施したとは言えない。でも、もちろん、人生のどんな局面にも品のない人たちはいるものだ。テニスはクリーンなスポーツだし、私は100%の努力をしている選手しか見たことはないよ。

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