2007年5月 1日

ナダル一問一答

バルセロナ、ナダル、ダブル優勝すいません、ダブルスは負けてました)だったんですねー。
そして、今週、ついにATPレースでフェデラーを抜いて1位に。スゴイ・・・この調子なら、当分は1位をキープできるかも。

勝利者インタビューがないので、バルセロナ公式サイトから、「ファンのメールに答えます」企画を・・・


Rafa Responds to Your Questions

Q:先週モンテカルロでトマス・ヨハンソンがあなたのモノマネをしたけど、どう思った?
N:すごく面白かった。見てて楽しかったし、一晩中笑ったよ。彼はすごく上手だったね。

Q:ロジャー・フェデラーがあと何回か負けたら、あなたは彼に近づくか、世界No.1になると思う?
N:今はロジャーが最高のプレイヤーで、はるか遠くにいる。僕はベストを尽くしてるし、チャンスがあれば彼に追いつこうとしてるよ。今日バルセロナで優勝すれば、ATPレースで1位になれるから、がんばるよ。でも、ロジャーはただもう、うますぎるんだ。

Q:もし選べるとしたら、今年、ローランギャロス3連覇かウィンブルドン初優勝かどっちがいい?
N:両方ってのはどう?:-) すごく難しいな。でも両方ともベストを尽くすことは保証するよ。

Q:今の目標は何?ローランギャロス3連覇?No.1になること?
N:僕の目標は、年末に上海でプレーすること。もちろん、ローランギャロスでも優勝できるようベストを尽くすけど、すごく難しいことも分かってる。

Q:自分がこんなにやれるってことに疑いを持ったことはない?僕は18歳のテニス選手で、夢を叶えたいと思っています。
N:本当のところ、去年ケガをした時は真剣に疑った。もうテニスはできないか、危険な状態だと言われたんだ。すごく辛かったけど今はすべてうまくいってる。若い選手はテニスを楽しむべきだよ。それが一番大切なことなんだ。

Q:モンテカルロのフェデラー戦の後、彼と戦う時はコートの中へ入ると言いましたが、これと速いサーブはフェデラーや他の選手に勝つための戦術のようですね。ウィンブルドンや北米のハードコートでフェデラーやブレイク、ベルディヒと対戦する時は、コートの中へ入るのが見られると思っていいですか?
N:もちろん、彼らを倒すためなら何でもするよ。でもどんな場合でも、僕はいつもの戦術を守りたいんだ。

Q:選手としてのトマス・ムスターをどう思う?彼から大きな影響を受けましたか?彼とは友達ですか?
N:すごく小さい頃以降は、あまり時間がなくて彼の試合を見てないんだ。よく知ってるとは言えないな。

Q:何年ぐらいのうちに世界No.1になると思う?
N:いつかなれるといいな・・・-)

Q:どれぐらいテニスを続ける予定ですか?
N:もう引退させたいの?

Q:全仏の大会のためにラケットを変えたの?2006年に使ってたのと同じもの?
N:そう、ラケットを変えた。モンテカルロから使ってるよ。

Q:試合に負けそうだと感じる時、自分に何て言うんですか?どうやって自分が勝てると信じさせるの?
N:いつも、最後のポイントまで試合は終わらない。まだチャンスはあるって思うんだ。

Q:優勝後のスピーチは前もって用意してるんですか?それともトロフィーを受け取ってる間に考える?
N:いつも言おうと思ってることはいくつかあるよ。でも思い浮かぶ通りに話すんだ。いつでも自然にね。

2007年4月24日

Monte Carlo ナダル勝利者インタビュー

遅ればせながら、モンテカルロ、ナダル優勝後のインタビューです。
テニスの内容について多く話してますが、テニスについては私の推測がきかないため、比較的分かる部分を抜粋で・・・よければどうぞ。

フェデラーのはまた明日・・・でもあまり楽しいインタビューじゃないのでやらないかも。


April 22, 2007
Rafael Nadal
MONTE-CARLO, MONACO


Q:次にフェデラーとプレーする時は、自分が勝利者候補じゃないとは言えませんね。(注:前日のインタビューで、フェデラーの方が優勝候補と答えてました)
N:その質問が来ると思ったよ。でも同じように答えなくちゃならないだろうね。だって・・・うん、確かに、クレーでは僕はたくさんタイトルを取ってるし、いいプレーをしてる。でも、僕の意見では、今日の試合はすごくオープンだったんだ。(the match of today was very open. どちらにもチャンスが開かれていたという意味?)
彼のチャンスか僕のチャンスか分からないけど、でも試合の間中ずっと、すごくオープンだった。彼はセットを失わずに決勝まで来てたけど、僕もセットを失わずに来てた。多分二人とも同じオプションがあったんだ。みんなに同じチャンスがあるわけじゃない。彼は世界No.1だから、彼が優勝候補だよ。

Q:大体において思ったより容易じゃなかったですか?2セット、1時間半ですから。こんなゲームを予想してましたか?
N:僕はいつでもすごくタフな試合を想定してる。コートに出る時はいつでも、すごく難しい試合になり得ると考えるんだ。特に世界No.1と戦うためにコートに出るとすれば、それはタフになるよ。
そう、でも、自信は持ってたよ。今週はベストのテニスができてたから。でも、彼もすごくいいのは分かってた。最終的には僕が2セット取ったけど、スコアと試合は同じじゃないこともあるんだ。試合はタフだった。最初の方は、彼の方が僕よりいいプレーをしてたと思うよ。

Q:彼がフォアハンドであれほど多くのミスをしたのには驚きましたか?普通は彼の最高の武器ですが。
N:僕はフォアハンドを彼のバックハンドに打って、それからフォアハンドに変えてたんだ。そんなに多くじゃないけど。
でも、最初のうち彼はバックハンド側をよく守って、フォアハンドも多く返してきたから、僕にはとても難しかった。でも、少し変えて、彼のバックハンドに打ってフォアハンド側にオープンコートを作るようにしたんだ。
この戦術の変更は重要だった。試合はそこで少し変わったんだ。うん、本当に、彼はいつもやらないようなフォアハンドのミスをいくつかしてたね。
でも、僕のプレーもよかったんだよ。どのポイントも、いつも安定して、しっかりしたプレーができた。

Q:今日の勝ち方はすごく簡単でしたね。
N:簡単なんかじゃないよ。

Q:でも、こんな風に勝つなんて驚きじゃないですか?
N:もちろんNo.1に2セットで勝てば驚くよ。すごくタフな試合を予想してたし、事実タフだった。最初のうちはロジャーの動きはすごくよかったし、攻撃的だった。中に入ってバックハンドを打ってきて。
最初のうちは特にタフだったね。でも彼がいくつかミスをした後、コートですごく楽に感じるようになった。でも、第1セットはすごく、すごく難しかったよ。

Q:今日のサーブはよかったですね。第2セットで85%です。これはあなたのゲームのカギのひとつ?
N:ファーストサーブ?

Q:そう、85%です。
Q:第1セットでは74%。

N:遅いサーブだったからね。

Q:でも、それは戦略でしょう?
N:そう。サーブが速い方がロジャーはいいプレーをすることがあるんだ。それは分かってた。ポイントが遅いより速いほうが彼にはいいんだよ。
それに、遅いサーブを打てば、次のショットまでに時間があるからね。彼に対する僕の戦略は、いつもファーストサーブのパーセンテージを高くするんだ。もしファーストサーブでミスすると、セカンドサーブでは彼はすごくうまく攻撃してくるから、僕が巻き返すのはすごく難しいんだ。

Q:バンダナは偶然落ちたの?あれは事故?
N:もちろん事故だよ。こんなふうに触ってたんだ。でも・・・

Q:手が当たったの?
N:そう、引き抜いて(pull out)、ネットに出たんだ、だって・・・

Q:(聞き取り不能: pull outより適切な単語を教えてくれたのかも)
N:そう、いい単語だ。だって、顔に髪がかかったままポイントが続いてたんだ。だから最後にはネットに出ようって決めたんだよ。

Q:じゃあウィンブルドンではバンダナなしでプレーする?
N:なしで?

Q:もっとネットに出られるでしょう。
N:やってみるよ。

Q:次の大会はいつ?
N:バルセロナ。

Q:言うまでもなく、あなたはロジャーに大いに敬意を抱いてますが、クレーでの彼のプレーについて、あなたに近づくために彼が改善する必要があるんじゃないかと思うことはある?
N:いや、分からない。彼はすごくうまいから・・・だから分からないよ。本当に分からないんだ。だって、彼について言うことなんてないよ。そんなのバカみたいでしょう。彼に対して・・・(スペイン語で)
グランドスラムを10も取ってる人に、2つの僕が何を言えるの?彼はどこでもすごくうまいよ。去年彼はクレーのマスターズシリーズ2つとグランドスラムひとつで決勝に出たんだ。
彼は今年もいいスタートを切ったよね。クレーコートの最初の大会でのプレーは悪くなかったと思わない?いいスタートを切ったよ。1セットも失わなかったし、対フェレールとフェレーロの2試合、とてもいいプレーをした。(二人とも)クレーではいつでもタフな相手だよ。
TVで見てたけど、僕は彼のゲームがとても好きだ。特にフェレールとフェレーロの時は、すごく、すごくいい試合だったよ。

2007年4月 3日

Miami ナダルのインタビューから

いよいよもうすぐクレー・シーズンが始まりますが、ナダルはどんな気持ちなのか、インタビューから抜粋してみました。あと、デビスカップに出ない原因となったケガについても気になったのでちょっとだけ。


Q:ヨーロッパのサーキットを圧倒的に支配してきましたが、すごくいいプレーをするようになって3年目に入るにあたって、「ああ、またあれをやらなきゃならないのか」と思う?それとも全く新しいものと考えてる?
N:もう1年同じことをやらなきゃならないと思ったら、すごくすごく大変だろうね。だから、ただいつもと同じようにモンテカルロに行って、いい結果を出せるよう、ベストのテニスができるよう努力するよ。ベストのテニスが出来たら、いいクレー・シーズンになるチャンスはあると思う。ダメなら、いいシーズンにならないだろうけど。
でもそういうことなんだ。この2つの大会(IWとマイアミ)の間、僕はただベストのテニスをしようとしてきた。たくさんのことを変えて、ずっといいプレーができたよ。それにはすごく満足してる。ヨーロッパに自信を持って行くのには大事なことだよね。
だから、今は何が起こるか分からない。でも、ひとつマスターズのタイトルを取って、ここでQFに出て、ひとつもタイトルがないのとは違う。だから大事だよ。
ベストを尽くしていい結果を出せるよう努力するよ。すごく、すごく難しいって分かってるけどね。不可能かどうかは分からないけど、すごく、すごく難しい。去年と、この2年と同じようにやるのはね。でもいい大会にするよう努力するよ。

March 28, 2007

Q:今日(デルポトロ戦)はケガをしているようには見えませんでしたが、なぜデビスカップに出ないことにしたんですか?
N:僕にとっては・・・この質問にはスペイン語で答えたほうがいいかな。デビスカップでプレーできないのにはとてもがっかりしてる。もちろん、僕は今本当にいいプレーをしてると感じてるし、特にこの1ヶ月はベストのテニスをしてる。
ずっと足に痛みを感じながらプレーしてるんだ。すごくいいプレーをしてるけど、足に痛みがある。ドバイの前の週にマヨルカで練習してて、足に小さなケガをしたんだ。それ以来、痛みを感じながらプレーしてる。
2年前マドリッドで4ヶ月のケガをした。その時みたいに、1ヶ月前からいつも少し痛みを感じるんだ。それで、この2つの大会が終わってスペインに戻ったら、しばらく足を休ませることにしたんだ。
今は痛みがあるから休まないと。デビスカップに出られないのは残念だけど、キャプテンと話して、彼も僕も、僕が100%だと感じないならチームに入らない方がいいということになった。いい選手がたくさんいるし、彼らが僕より調子がいいなら、僕がいなくても勝てるよね。

March 27, 2007

2007年3月20日

IW ナダル優勝後のインタビュー

インディアン・ウェルズ優勝後のナダルのインタビュー。
ブログを始めたのが去年のUSオープンシリーズの頃だったので、ナダルの勝利者インタビューは初めてです。うれしい。優勝後のインタビューは誰でもほっとしていい雰囲気ですね。
この優勝で、ナダルの今年のランキングは16位(だったよね)から一気に4位へ。おめでとう。この調子で上海に来られることを祈ってます。

しかし、ナダルの英語分からん・・・かなり憶測で補ってますので、本人の意図と違ってたらすいません。


March 18, 2007
Rafael Nadal
INDIAN WELLS, CALIFORNIA


Q:とても満足でしょうね。この数ヶ月苦労した後でこんな風にハードコートの大会を勝ち抜いたんですから。
N:うん、自分のゲームにとても満足してるよ。タイトルを取れたしね。そうだね、とてもすばらしい週、すごく重要な一週間だった。すごく重要だったんだ。8ヶ月タイトルがなかったのに、大物を取って戻れたんだから。

Q:第1セットを支配した後、第2セットで彼が反撃し始めたのには驚いた?
N:いや、全然。世界でベストの選手の一人を相手にとても難しい決勝をやってると分かってたから。彼はとてもいいプレーをするようになった。だからとてもタフな試合になると思ってたよ。試合が競ってくると、勝つために必死に攻撃するようになるのは普通だよ。
第2セットもすごかったね。僕は少し防衛的になったけど、ジョコビッチはさらに攻撃的になった。特にサーブがよくなって、フォアハンドの攻撃もよかった。だから僕は・・・ええと(スペイン語で)
第2セットでは試合にずっとstayできなくて、ブレイクポイントをしのぐのがすごく重要になった。多分2-1だと思うけど、憶えてないけど、2-1のあと、僕が盛り返してきた。僕はただ自分のテニスをしようとした。第2セットではアグレッシブなテニスをするのが少し難しかったんだ。でも、とても満足だよ。

Q:第1セットは簡単で驚いた?
N:ああ、そうだね、驚いた・・・どうかな。僕はただコートに出てベストのテニスをしようとしたんだ。うん、多分ノヴァクは最初少し緊張してたんじゃないかな。いくつかミスもしてたし。
でも、僕もすごく、すごくよかったよね。ミスもしなかったし・・・ひとつのミスもなくて、とてもいいフォアハンドを打って、すごくアグレッシブにいつもフォアハンドの方向を変えて。とてもうまく試合を始められた。第1セットは信じられなかったよ。

Q:クレイ・コートでは選手たちは走ってスライドしたりしますが、あなたはハードコートでのフットワークにまったく問題がないようですね。それはあなたが取り組んで来たことですか、それとも自然にコートに適応した?
N:うん、動きは僕の一番いいところだよね。普通僕は・・・コートで速いし、いい動きをする。これは大事なんだ。でも一番重要なのは、コートを理解してそのように動くこと。だからクレーでは、少しだけ動いて・・・(スペイン語)少しラインの後ろに下がって、少し余計に分析するんだ。
でもここではライン上にいなくちゃならない。コートの外に出ちゃだめなんだ。僕はいつもそうしようとしてる。そう、多分、だから今週僕はすごくうまくやれたんだよ。

Q:説明するのは難しいと思いますが、8ヵ月決勝に進出できずに、今優勝したことについて、なぜそうなったと思いますか?
N:そうだね、まず、あまり暑くなかったし(? It was not very hot 冗談かな?)・・・うん、勝てないでいる時は、考えてるんだ・・・そう、ひとつタイトルが取れたらって。マスコミはいつも「今何が起こってるんですか?ひとつもタイトルを取ってませんが」って聞く。でも事実は僕は・・・そう、本当に、僕は同じことを言うだけなんだ。だってそれが本当なんだもの。トロントとシンシナティでは僕はひどいプレーをしたけど、その後は、USオープンでQF、マドリッドでQF、上海ではSFに出た。いや、上海の大会は、うん、悪い大会だったけど。僕はすごくひどいテニスをしたけど、SFに出た。それから全豪でもQFだ。優勝はしなかったけどね。でも僕はいつでも、QF、SF、いつでもそこまで行ってた。
少し運がよければ、少し自信が持てるときもある。この8ヶ月が災難だったわけじゃないよ。

Q:でも今はベストのテニスをしていると言いましたね。そう思いますか?
N:うん、もちろんそう思うよ。どうだろう、どの大会でも僕はただ一生懸命・・・毎週、毎日、自分のテニスを探してきて、それが、ある日戻ってきた。それがドバイの前に起こったことなんだ。
ドバイの前の週、マヨルカで練習してて、すばらしい気分だった。すごくよかったんだ。ドバイに戻って、ドバイですごくいい大会がやれた。バグダティスとね。その後ユーズニーに負けた。負けたけど、すごくいい試合だった。あの試合に勝つのに、僕にはあと少し自信が必要だったんだ。
でもドバイでとてもいいテニスができたから、自信をもってここに来ることができた。そしてここで大会を始めた時は、大会の前にも言ったけど、すばらしい気分だった。、僕の最高の時のひとつだったんだ。

Q:ゲームを進化させてる途中でタイトルを取るのは難しい?
N:うん、みんな僕のゲームの変化について言ってるけど、本当は、僕はラファエル・ナダルで、同じなんだ。いつもサーブ・アンド・ボレーをやるようにだって変えられる。今の僕のゲームが僕のゲームなんだ。でも確かに僕はすごく若いから、ゲームを進化させる必要があるよね。
ゲームを進化させるには、フォアハンドをもう少しアグレッシブにして、特にサーブをもう少しよくして、時々はボレーに出て行かなくちゃならない。スライスも少し、バックハンドも少しよくしないと。僕がとても若いから進歩が必要だけど・・・でも僕はそんなに沢山のことを変えてないよ。フォアハンドを少しだけ強く打ったり、もっとアグレッシブに、精神的にもっとアグレッシブになったり、サーブをもう少しアグレッシブにしたりね。

Q:あなたは決してメンタルを失うことがないようですね。ポイントを失ってもすぐに立ち直ってボールに喰らいついていく。今いつも自分自身をコントロールし、メンタルをコントロールできるようになる前に、メンタルを失った時期がありますか?
N:うーん、僕がプレーするのを見たら分かると思うけど、僕はラケットを下ろす・・・じゃなくて(スペイン語で)
モデレータ:絶対にラケットを投げない。
N:絶対にラケットを投げたりしないんだ。ひどいプレーをしてる時もね。ひどい試合でも、そう、そんなの役にたたないもの。もっといいのはいつも集中し続けて自分をコントロールすること。これはとても大切なんだ。

Q:子供の頃もラケットを投げたことはないの?
N:ないよ。子供の頃、ラケットを投げたら叔父にコートから追い出されるんだ。そんなことしたことないけど、やってたらそうなっただろうね。

Q:ここで勝ってさらに自信がついたと思いますか?今後、ロジャーの有力な競争相手になって全仏の他にも大きなタイトルを取るとか、それほどの自信がつきましたか?
N:今は僕はNo.2でロジャーは群を抜いてNo.1だ。それが事実だよ。僕は22(タイトル?)しかないし。(smiling)
今はロジャーは僕の競争相手じゃないよ。だってロジャーは史上最高だもの。だから、もちろん、僕の目標は大会に勝ち続けること、ランキングのトップの位置に留まることだ。でも、今はNo.1になるのはすごく、すごく難しいし、そんなことは考えてないよ。もちろん、今みたいにプレーできれば、もうひとつ大きなタイトルを取ることはできるとは思うけど。

Q:持ち上げた中で一番重いトロフィー?
N:違う違う、バルセロナだよ。バルセロナでトロフィーを見たけど、大きいよ。信じられない。

Q:大きなクジラですね。
N:うん、大変だ。

Q:噛まなかったですね。
N:え?

Q:噛まなかったでしょう。いつも噛むのに・・・噛んだ?
N:うん、噛んだよ。

Q:そう?
N:噛んだ噛んだ。

Q:見逃したな。
N:見逃したんだ。あなたはいつも見逃すね。

Q:タイトルをどうやって祝いますか?トロフィーはどこへ?
N:マイアミの後で祝うつもりなんだ。今はマイアミで大事な大会があるから、ここで勝った自信を持って臨んで、マイアミでもいいプレーを続けられるように努力するよ。
だからマイアミの後で、マイアミで負けたら、このタイトルのお祝いをするよ。他のと同じ場所でね。部屋があるんだ。僕の部屋、僕の寝室、それから家の上の階に部屋があって、時々練習するための小さなジムがあるんだ。そこに・・・(スペイン語)ソファ、テレビ・・・それから・・・

Q:棚?
N:トロフィー用の棚。マスターズシリーズのは全部そこにあるんだ。

Q:ドバイの前にマヨルカでとてもいいプレーが出来るようになったと言いましたが、なぜ?何があったの?
N:分からない。ただ毎週一生懸命やってただけだよ。本当に。いつも一生懸命やってたら、いつか復調していいプレーができる日が来る。テニスが戻ってくるんだ。だって1年もいいプレーができないなんてありえないでしょう。

Q:ロジャーはあなたの競争相手じゃないと言いましたけど、では今は誰が主な相手?
N:僕の相手は・・・僕の目標は、大会の前に、じゃなくてシーズンの前に、僕の目標はマスターズカップだって言ったけど、それは最初のゴールなんだ。そう、去年は、この2年は、ローマの後でマスターズ・カップが決まった。もし今年もそうなれば、目標を変えるつもりだよ。でも今は、それが僕の目標なんだ。

Q:ドバイの前にマヨルカで練習してたのはクレー?
N:ううん。

Q:ハード?
N:そう。

Q:全種類のコートがあるの?ハード、クレイ・・・
N:グラス。

Q:グラスも?
N:いや、クレイとハードとインドア・グラス。人工のね。人工芝。2年前、ウィンブルドンの前にそこで練習してたんだけど、あまりうまくいかなかった。

Q:あなたの部屋で全部のトロフィーを見ながら、自分のゴールはもっと高くあるべきだと思ったりしませんか? グランドスラムをあと5つ、10個取りたいとか、すぐNo.1になりたいとか。マスターズシリーズ7つとローランギャロスをふたつ、19歳で取るというのは非常にいいですよね。失礼、20歳で。
N:うん、いい記録だよね。マスターズシリーズ7つ持ってるのはすごくいいし、グランドスラム2つもすごくいいよね。でも、そう、僕は自分のゲームを進歩させることしか考えてないんだ。もしゲームを進歩させ続けて、トップの位置にい続けられたら、もっと多くのタイトル、重要なタイトルを取るチャンスがある。それが僕の目標なんだ。もちろん、これみたいなタイトルを取り続けることも僕の目標だよ。それと、グランドスラムをもうひとつ取りたいんだ。

Q:今日観客に話すのは緊張した?8ヶ月、9ヶ月話してなかったですね。
N:緊張しなかったよ。でも時々はね。モンテカルロやバルセロナ、ローマで優勝してスピーチをした時は、スピーチを憶えてて、ちょっとだけ中味を変えて・・・(笑)でも今は・・・

Q:今日勝ってほっとした?
N:いや、そんなことないよ。だってコートでもずっとこんな風にいい気分だった。タイトルの後じゃなくてね。いいプレーができた。何も問題はないよ。

2007年3月19日

IW SF ロディック戦後のナダルのインタビュー

ナダル優勝後のインタビューがなかなか出ないので、ロディック戦後のインタビューを。
優勝後のインタビューは出たらまた。


March 17, 2007
Rafael Nadal
INDIAN WELLS, CALIFORNIA


Q:勇気づけられたでしょうね。みんながずっとハードコートでのあなたのゲームはどうなってしまったのかと言っていましたから。今日の出来についてコメントしていただけますか?
N:そう、今日は・・・すごく、すごく完璧な試合ができたと思う。本当にね。今シーズン最高の試合だったんじゃないかな。大会が始まる前、最初の日にもここでそう言ったけど、本当に、今シーズン最高、この6ヶ月の中で最高の時期だと思う。今は決勝まで来たし、今日アンディ・ロディックを倒せたのは僕にとってすごく大きな勝利だった。
彼は世界最高のプレイヤーの一人で、今No.3だし、特にこの場所だからね。僕にとってすごい勝利だよ。本当に。

Q:練習の最後の15分をミドルへのサーブに使ってましたが、今日の試合ではすごくうまくいきましたね。
N:うん。

Q:とてもいいサービス・パフォーマンスでした。
N:うん、サーブはとてもうまくいった。あまり速くなかったかもしれないけど、毎回変えてたんだよね。毎回サーブの方向や、スピードも変えてたんだ。少し速くしたり、遅めにしたり。キック、トップスピン、別の時はlightとか。毎回サーブのリズムを変えたんだ。
これがとても重要だった。サーブはとてもやりやすかったよ。だってファーストサーブが、どうかな、大体80%ぐらい? だからよかったよ。言ったように、僕にとっては本当に完璧な試合だった。フォアハンドのラインが最高によくて、信じられないぐらいだった。毎回変えたんだ、あれに・・・(スペイン語で)

Q:ダウン・ザ・ライン。
N:ダウン・ザ・ライン。僕には、いつでもロディックのバックハンドを狙うのが大事だったんだ。僕がフォアで彼のバックハンドに打てば、僕のフォアは彼のバックハンドよりいいからね。でもゲームが遅くなるから、彼に有利になるんだ。
だから僕のコーチが、次の試合では2回はバックハンドに打って、でも頻繁にフォアハンドに変えたらって。すごくうまくやれたよね。

Q:彼は去年からプレーがずっとよくなってますね。ネットに出たり。でもあなたも今日は非常によく彼をパスしました。
N:うん、いい感じの時は、あれを・・・僕のベストショットのひとつだよね。パッシングショットは。いいプレーをしてる時は、いつもいいパッシングショットが打てるんだ。特にフォアハンドでは、うまく追いつけば、いいパッシングショットを打てるチャンスが多い。それに、ええと、続いてるんだ・・・あの・・・(スペイン語で)
モデレータ:「ネットに出た時、いいショットが打てる」
N:そう。Mas o menos(大体ね)。

Q:試合が速く運んで驚いた?
N:試合が速く進むのは分かってたよ。彼がサーブする時は、すべてのポイントが速いからね。彼と対戦する時は、いつも試合が速いんだ。でも、うん、6-4 6-3とは思ってなかった。本当にね。

Q:決勝ではジョコビッチとマレー、どっちがいい?それともこんな風にプレーできれば誰でも変わりはない?
N:うーん、今は、こんな風にプレーできれば、誰が相手でもチャンスはあるよ。でも負けることもあるって分かってるけどね。彼らもすごくよくプレーしてるから。彼らは今年すごくよくなってるし、いい勝利を上げてる。アンディ・マレーはサン・ホセで・・・どこだっけ、サン・ホセで優勝したし、ジョコビッチはドバイのQFでフェデラー相手に3セット戦った。ロッテルダムで準決勝、(聞き取り不能)でも勝ったし、今も準決勝にいる。だから、みんなすごい自信をもってプレーしてるし、すごくいいプレーをしてる。
僕は・・・すごくタフな試合になることは分かってる。ただこのレベルでプレーを続けられるよう努力するだけだよ。こんなプレーを続けられれば、チャンスはあるよね。

Q:オーストラリアでアンディ(マレー)と戦った時とくらべて、今はどうですか?
N:うん、あれはとても重要な試合だった。大事な勝利だったよ。でも正直言って、今はオーストラリアよりずっといい感じなんだ。今の方がいいからって、勝てるって言ってるんじゃないよ。いい感じでも負けることはある。でも間違いなく、今はオーストラリアよりずっといいプレーができてるよね。

Q:ゴルフについてまじめな質問ですが、ゴルフに行くことが、気持ちをテニスから少し切り離すのに大きく役立ってますか?
(注:ナダルは試合の合間によくゴルフに行ってて、それについての質問が多く出てました)

N:正直なところ、どうだろう。よく分からないんだ。大会中に何かやるのは大事だよ。ここではプレステが動かなくて・・・プレステが使えないんだ。電気がね、ええと、違うんだよね。分からないけど。映画を見たりもできるけど。とてもすてきな所だけど、ここで何をすればいいの?
コートの外では違うことをするのが大事なんだ。だって長い間家から離れて、いつもテニスのことばかり考えてたら大変だよ。自分にプレッシャーをかけちゃうから。
たとえば、眠るとき、僕は夜眠るとき映画か何か見ながら寝るのが好きなんだ。だって灯りを消して、ただ眠るだけだと、僕は1時間とか1時間半とか眠れない。明日の試合のこととか考えてね。
だから別のことを考える方が好きなんだ。

Q:こんなにいいプレーをしてて、決勝にロジャーがいたらと思わない?
N:えっ? いやいや、真面目に、それはないよ。こっちの方がいい。どっちでも、ジョコビッチの方がいいけど、でもどっちでもすごくタフな試合になるだろうね。先のことは分からないけど、今は史上最高と戦うつもりはないよ。

Q:プレッシャーは軽くなってますか?この先にロジャーがいないから、プレッシャーがなくなっていいプレーができていると思う?
N:いや、それは関係ないよ。

Q:明日、ジョコビッチやマレーとの試合のカギは何だと思う?
N:カギは分からない。本当だよ。分からないんだ。カギは自分のベストのテニスをすること。だって、とても難しい相手、すごい選手と対戦するんだ。もし僕が100%じゃなかったら、負けるチャンスが大きいよ。そういうこと。ベストのプレーをするだけだよ。

Q:今日みたいにいいプレーを前にしたのはいつだと思う?
N:はっきり憶えてないんだ。でももちろん、今週は、僕にとってすごくすごく重要な週になると思う。何ヶ月もこんな風にプレーできなかった後で、復調してハードのマスターズシリーズの決勝でプレーするんだ。とても重要だよ。

Q:この時期アメリカでしばらく過ごすわけですが、アメリカで一番好きなのは何?
N:分からない・・・ここでも他の所でも、他のことをあまりやってないから・・・だから、そうだね・・・(スペイン語で)
モデレータ:ここでは何もかも大きいのが好きだそうです。たとえば、ゴルフコースなどが、世界でも最高の、眺めのいいゴルフコースがいくつかあることだそうです。

Q:ここであまりよくないのは?
N:地中海の食べ物の方が好きだな。

Q:今夜か明日、対戦相手が誰か分かったら、戦略を練る?
N:いつも何か見たりするけど、少しだけね。最終的には自分のゲームをすることが必要なんだ。僕は自分のゲームをしないと。自分のベストのテニスをして、相手のことは考えないんだ。
だって、たとえばフェデラーは信じられないようなフォアハンドを持ってるから、少しはバックハンドの方を狙っていくよね?でもそれだけだ。その後は、自分のゲームをプレーするだけ。だって相手のことを考えてたら、最後には自分のゲームをなくしてしまう。

Q:事態が好転した特定の試合があったと思う?
N:何?

Q:この大会で、自信が戻ったと感じた特定の試合があった?
N:どの試合でもとてもいい気分だったよ。最初のクレメンとの試合は、ダブルフォルトしたりバックハンドが少しよくなかったけど、その後は、すごくいい試合ができた。ベルダスコ戦は信じられなかった。フェレロ戦もね。
昨日・・・おとといはまあまあだった。ベストの試合じゃなかったけど、大事な時にはいいプレーができた。5オールでふたつブレイクしたし。そして今日は、すごく、すごくいい試合だった。

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